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京福電気鉄道、嵐電のモボ1形「KYOTRAM」は2025年春デビュー。デザイン共有の新しいロゴマークも

2025年春 デビュー

製作中の車両

 京福電気鉄道は、嵐電向け新型車両のモボ1形「KYOTRAM(きょうとらむ)」を2025年春にデビューさせる。営業運転開始の時期は2025年1月下旬に発表予定。

「KYOTRAM」は丸みを帯びた前頭部が特徴。前面に大型のLED表示器、側面にLED表示器を装備し、視認性の向上と案内の充実を図る。車内では仕切り板と一体化したスタンションポールを採用し、車椅子スペースのほか簡易テーブルを設置。眺望を向上するため、側面窓は大型の固定窓とする。

 なお、デビューにあわせて嵐電の新しいロゴマークも使用開始。「KYOTRAM」と世界観を共有し、「嵐」「電」の2文字を組み合わせて図案化している。直線的なデザインには、碁盤の目のような京都の街並みのほか、源氏香や竹の網代文様の要素を取り入れている。

モボ1形「KYOTRAM」
「KYOTRAM」のロゴと車番表記
内装
座席
新しい嵐電のロゴ
「嵐」「電」からロゴをつくるイメージ