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東京ビッグサイトで「Rakuten OPTIMISM」、無料宿泊券などが当たる巨大ガチャも

2024年8月1日~4日 開催

巨大ガチャに挑戦できる楽天トラベルブース

 楽天グループは、8月1日~4日にかけて東京ビッグサイトでプライベートイベント「Rakuten OPTIMISM 2024」を開催している。

 入場無料のフューチャーフェスティバルの会場では、楽天トラベルや楽天ぐるなびなどのブースが設定されており、楽天トラベルブースでは、国内外のホテルや温泉旅館の無料宿泊券やオリジナルグッズが当たる巨大ガチャ(1回500円)に挑戦できる。

 会場内には全国各地の料理が楽しめる「ご当地屋台横丁」もあり、グルメ目的で訪れるのもよさそうだ。

ご当地屋台横丁

 2日に開催されたビジネスカンファレンスでは、楽天グループ 常務執行役員 トラベル&モビリティ事業 ヴァイスプレジデントの髙野芳行氏と長野県白馬村長の丸山俊郎氏が「持続的な観光まちづくりに向けて」というテーマで対談を実施。

 民宿発祥の地と言われる白馬村は、冬季オリンピックの開催地となったこともあり、冬の印象が強いが、元々夏に訪れる登山客も多く、それ以外の時期の集客が課題になっていたという。近年は南半球で季節が逆のオーストラリアへのアピールが功を奏してインバウンドが拡大し、欧米やアジアにも波及。

長野県白馬村長の丸山俊郎氏(左)と楽天グループ 常務執行役員 トラベル&モビリティ事業 ヴァイスプレジデントの髙野芳行氏(右)

 丸山氏自身が経営する「しろうま荘」は、オリンピック開催を機に建て替えられたが、農家の面影を残しつつ、背景のストーリーを伝える工夫をした結果、海外を中心に高い評価を獲得できたとする。

 白馬村では、多文化共生条例が定められ、外国人との共生を意識。地元の高校が存続に危機に瀕した際には、外国人が多く訪れる利点を活かして国際観光科を立ち上げてリアルな学習の場を用意することで全国から生徒が集まるようになったという。丸山氏は、地方にはさまざまな課題があるが、宝になる資源も多く、その価値を発信していきたいと語っていた。