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エクスペディア、有給休暇を取って海外に行く最適な日程をカレンダーで提案

【世界】休暇を取得する際に、「仕事をカバーしてくれる同僚に罪悪感がある」と回答した割合

 エクスペディアは、有給休暇の取得についての国際比較調査の結果を発表するとともに、有給休暇を使って海外旅行に行くのにオススメな日程を紹介する「有休旅行カレンダー」を公開している。

 同社では世界11地域を対象に、毎年同様の調査を実施しているが、有給休暇の取得に関連して、「仕事をカバーしてくれる同僚に罪悪感がある」と回答した割合は、香港(61%)、シンガポール(55%)に次いで日本(53%)が3番目に多くなった。

 そんな日本においても「上司が休暇取得に協力的」と回答した割合は61%となっているほか、上司の側も92%が「休暇を申請されたら柔軟に対応する」と回答。有給休暇取得について職場で理解が得られるようになってきている様子がうかがえる。

【日本】「上司が休暇取得に協力的」と回答した割合の推移
【日本】「休暇を申請されたら柔軟に対応する」と回答した人の割合
【日本】2024年に取得する予定の有給休暇の日数

 ただ、それでも日本の有給休暇取得率は調査した11地域の中で最も低い63%に留まっているとして、エクスペディアでは7月以降の「有休旅行カレンダー(Travel Calendar)」を公開。スマートフォンの壁紙としてダウンロードできるようにしている。

 同カレンダーでは、月ごとに観光のベストシーズンを迎える日本人向けの海外旅行先とあわせ、どの日程で有給休暇を取得して何泊で出かけるのがオススメなのかが紹介されている。

有休旅行カレンダー

 同社では、旅程や座席ランクに関わらず、安い航空券が見つかりやすいのは日曜日で、金曜日に予約する場合と比べて平均で約26%お得になったり、出発日を木曜日にすると、日曜日に出発する場合と比べて約21%お得になったりするといった節約術も案内している。