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京都丹後鉄道、レストラン列車「丹後くろまつ号」の秋冬コース販売開始

2024年7月4日 予約受付

「丹後くろまつ号」秋冬コース予約開始

 京都丹後鉄道を運行するWILLER TRAINSは、10月~2025年3月に運行する「丹後くろまつ号」2024年秋冬コースの予約を7月4日に開始する。

 丹波黒豆を使用した朝食プレートとデザートプレートが食べられる「モーニングコース」、丹後の山海の幸を使った和洋折衷の「ランチコース」、海の幸と地酒を楽しめる「地肴コース」の全3コースを用意する。

 どのコースも景色がよいポイントはアナウンスがあり、聞きながら景色と食事を楽しめるという。各コース定員は20名で、運行日は10月~2025年3月の金~日曜日と祝日。予約は3か月前の10時から受け付ける。

モーニングコース ~丹波黒豆満足コース~

 福知山(10時08分)発~天橋立(11時48分)着のコースを走行し、価格は6500円。秋は紅葉、冬は雪景色を車窓から見られる。途中下車で大江駅にも立ち寄り、駅の売店で特産品の購入や鬼瓦公園の散策も可能。

 北近畿エリアで6店舗を展開する「パティスリーカフェ・カタシマ」がプロデュースしたコース。ワンプレートになった朝食と、3品がのったデザートプレートを食べられる。また、お土産として丹波黒豆ガレットとドリップパックもつく。

朝食プレート

・丹波黒豆と鴨スモークのキッシュ
・黒豆とマッシュルームのポタージュ
・フレッシュサラダ&但馬ピクルス
・八鹿豚と朝倉山椒のキーマカレー

デザートプレート

・黒豆珈琲のティラミス
・季節のフルーツのプチタルト
・地酒と氷上牛乳のジュレ

朝食プレート
デザートプレート

ランチコース ~丹後の恵みと海の幸の美食コース~

 天橋立(13時05分)発~西舞鶴(14時50分)着のコースを走行し、価格は1万4500円。奈具海岸では約15分停車し、人気のポイントである水面から6mの由良川橋梁の上は徐行しながら走行する。
 食事は天橋立のふもとに佇むレストラン「アンソンベニール」がプロデュースした山海の幸を楽しめる和洋折衷コース。お土産としてアンソンベニールオリジナルの焼き菓子がつく。

メニュー

前菜:
・セイコ蟹のテリーヌ・スモークサーモンのパテ(前菜)
・鴨のロースト(胡椒風味)フローレンス風キッシュ
・丹後の砂丘で育ったさつまいも饅頭
魚料理:
・海の幸ムースのパン粉焼き(アメリケーヌソース)
・海鮮豆乳蒸し
肉料理:
・豚肉のクリームソース
デザート:
・ドゥーブル
※パン・バターと丹鉄珈琲つき

ランチコース
前菜
豚肉のクリームソース(左)、海鮮豆腐蒸し(中央)、海の幸ムースのパン粉焼き(右)

地肴コース ~海の京都の魚と地酒~

 天橋立(16時05分)発~西舞鶴(17時42分)着のコースを走行し、価格は5500円。ランチコースと同じく景色の良いポイントは停車時間や徐行走行も。

 舞鶴漁港の仲買人の資格を持つ「サカナテラス」の店主が目利きした地魚と、北近畿エリアの酒蔵で作られた3種の日本酒の飲み比べが楽しめるコース。

メニュー

・地魚のカニ味噌焼き
・茹でカニ足と地魚のお造り
・久美浜産牡蠣の揚げ出汁
・クリームチーズの西京漬け
・丹後ばら寿司ロール
・地酒3種

地肴コース
茹でカニ足と地魚のお造り
丹後ばら寿司ロール