ムーミンバレーパーク、初夏の“アンブレラスカイ”さんぽ。無数の傘としゃぼん玉が織りなす虹色回廊を歩いてきた！

初夏の風物詩「ムーミン谷とアンブレラ」がいよいよ4月19日スタート

　ムーミン物語は、北欧の暮らしをテーマにしたムーミンバレーパーク（埼玉県飯能市宮沢327-6）のアーリーサマーイベント「ムーミン谷とアンブレラ」を4月19日～7月7日に開催する。

　頭上に埋め尽くされたカラフルな傘が、太陽光や雨のしずくで虹色にきらめく“アンブレラスカイ”。開園5周年を迎える今年は規模を拡大し、はじまりの入り江エリアからムーミンたちが暮らす谷までおよそ200m（2023年開催時の2倍）にわたり、湖畔の遊歩道をフォトジェニックに彩る。使用する傘は約1000本におよび、イベント終了後の傘は新たなグッズ「ランチバッグ」として生まれ変わる予定。

　またイベントに合わせて園内のショップやレストランも華やかにデコレーション。今回の装飾テーマは、雨が降ってくるとみんなが濡れないように傘を届けてくれる優しい「ムーミンママ」ということで、ムーミンママのあたたかさを感じられる暖色カラーの傘を豊富に用い、赤いエプロンや大切に育てているバラの花といったモチーフも至るところに散りばめている。

　無数の傘を見上げながら歩いていると、ふわふわと風に乗ってシャボン玉が漂ってくるステキな演出も。木陰から約3分間15分ごとに噴出され、アンブレラスカイロードは一帯、幻想的な雰囲気に包まれる。時間帯や木漏れ日の光り加減によって幾重にも変化する様子が楽しめるという。もしかしたら、ここで赤い傘を持ったムーミンや仲間たちに出会えるかも……？

取材時の天気はくもり。晴れた日なら、足元もこんな感じでカラフルに（画像提供：ムーミン物語）

今年は開園5周年とアンブレラスカイ限定デコレーションを同時に楽しめる！

エントランス「はじまりの入り江」にあるレットゥラ ラウンジや展示施設「コケムス」内にあるムーミン谷の食堂とショップにも、アンブレラスカイの装飾が施されている

　また4月19日～5月12日には、イベントをさらに楽しむためのフォトコンテストを開催。公式Instagram（@moominvalleypark）と公式X（@metsamvp_info）のアカウントをフォローのうえ、ハッシュタグ「＃アンブレラフォトコン2024」を付けて園内で撮影したお気に入りの1枚を投稿すると、賞品として大きなムーミンのぬいぐるみが抽選3名に進呈される。

　そのほかGW期間の4月27日～5月6日は「ムーミン谷の湖上花火大会」と題し、毎晩19時から約5分間の花火を打ち上げる。ムーミンバレーパークのオリジナルソングに合わせて大迫力の光と音が降り注ぐ、ロマンチックな夜にも注目したい。

フォトコン賞品「ムーミンバレーパークオリジナルぬいぐるみ ムーミンL」。GW期間は毎夜「ムーミン谷の湖上花火大会」も楽しめる（画像提供：ムーミン物語）

ムーミンバレーパークのシンボル「ムーミン屋敷」

　なお、4月19日に発売の「ムーミン谷とアンブレラ」限定グッズ＆フードについては後編へ。注目商品を写真たっぷりで紹介する。

後編