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山形県飯豊町の絶景スポット「白川湖の水没林」、今シーズンのイベント・グルメ情報を発表
2024年3月24日 00:00
- 2024年3月21日 発表
山形県飯豊町は、これからGWや桜のシーズンを迎える絶景スポット「白川湖の水没林」に関するさまざまなイベント・グルメ情報を発表した。
白川湖の水没林は、山形県南部飯豊町の白川湖で春の2か月間だけ見ることができる風景。春に豪雪地帯である飯豊連峰から大量の雪解け水が流れ込み、満水になるとシロヤナギの木々があたかも水のなかから生えているような幻想的な姿になる。5月下旬には田植えのために水位が下がり、通常の林の様相に戻るという。
白川湖の水没林は1981年の白川ダム竣工後、少なくとも30年前には存在していたと思われるが、ここ5年ほどの間にInstagramを中心としたSNSでの拡散とマスメディアによる取り上げで注目を浴びるようになったという。
湖岸には白川湖岸公園があり、水没林の光景を楽しむことができるほか、カヌーツアーも毎日開催している。キャンプ場も併設しており、アウトドアや撮影目的の観光客が多数訪れている。
3月下旬から4月中旬は「白の水没林」と呼ばれ、芽吹く前のシロヤナギの木々と湖岸に残された雪による白色に包まれた静寂の世界。4月中旬から5月中旬は「緑の水没林」と呼ばれ、シロヤナギが芽吹き始め、湖面の色が緑色に輝き、川鳥のさえずりを聞きながらゆったりと景色を楽しめる季節。
今シーズンは公式リーフレットを山形県内の観光施設などで配布するほか、Instagram投稿による「タビイコ×飯豊町フォトコンテスト」を3月23日~5月19日の期間で開催する。
また、水没林カヌーツアーや雪原気球フライト体験(3月24日)、水没林秘密の裏道ツアー(5月3日~6日)などのアクティビティやサウナイベントのほか、4月20日からは水没林のライトアップも行なっている。
そのほか、オレンジページと「白川温泉いいで白川荘」がコラボし、特別メニューを提供する。また、4月20日~21日、27日~5月6日の期間は白川湖岸公園に町内の飲食店舗が出展し、ご当地グルメなどを販売する。
白川湖の水没林
アクセス: 山形新幹線 米沢駅/高畠駅/赤湯駅からクルマで45分、JR米坂線 手ノ子駅からクルマで20分、東北中央自動車道 南陽高畠ICから赤湯バイパス経由で40分
Webサイト: 白川湖の水没林