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静岡県の「ふじっぴー」がついに喋った! ヤマハのAI技術で声を手に入れ、県PR隊(見習い)へ就任

2024年3月1日 発表

静岡県イメージキャラクター「ふじっぴー」が声を使って県の魅力を情報発信

 静岡県は、県のイメージキャラクター「ふじっぴー」に“おしゃべりスピーカー”の機能を搭載した。

 これまで喋ることができなかったふじっぴーに声を授けたことで、動画やSNS(@fujippy_shizuokaken)、イベントなどで親しみやすく情報発信できるように。

 声は、静岡に拠点を置く劇団SPACの俳優・鈴木真理子さんが提供。また県内企業であるヤマハのAIボイスチェンジャー「TransVox(トランスヴォックス)」の技術を活用し、産官連携により開発を行なった。

 喋られるようになった「ふじっぴー」は今後、静岡県PR隊(見習い)として県内外に魅力を発信していく。静岡県のプロスポーツチーム「ジュビロ磐田」「藤枝MYFC」「静岡ブルーレヴズ」などの試合会場では、応援メッセージ動画の配信も行なう。

2003年開催の国体がきっかけで誕生した「ふじっぴー」。富士山がモチーフで、身体の青は駿河湾、跳ね上がっているおしりは静岡県の頭文字「し」を表わしている
2月22日に就任式(お披露目会)を実施。参加した子供たちと会話を交わし、記者の囲み取材にも応じた
静岡県のプロスポーツチーム試合会場では応援メッセージ動画を配信
2月24日にヤマハスタジアムで開催されたサッカーJ1リーグ、ジュビロ磐田VSヴィッセル神戸戦には「ふじっぴー」も駆け付け応援