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福井に全11棟の町家から成る「オーベルジュほまち 三國湊」開業。地元ガイドによる街歩きツアーや調理・三味線体験など

2024年1月28日 開業

全11棟の町家から成る「オーベルジュほまち 三國湊」

 Actibaseふくいとコアグローバルマネジメントは、分散型宿泊施設「オーベルジュほまち 三國湊」(福井県坂井市三国町南本町3-4-39)を1月28日に開業した。

 北陸新幹線の延伸(3月16日に金沢~敦賀間が開通)によって新たに新幹線が停車する芦原温泉駅からクルマで約20分、えちぜん鉄道三国芦原線 三国駅から徒歩で約5分の立地。

 江戸~明治時代に北前船の寄港地として栄えた福井県三國湊エリアに、宿泊・レストラン・フロント棟の全11棟を備える。施設は「かぐら建」などの町家を、福井県でしか採掘できない「笏谷石(しゃくだにいし)」や木材などを使用して改修したもの。

 客室(全16室)のインテリアは北陸最大級の「三国祭」や「湯屋」「武道」「花街」などに着想を得ており、三國湊の暮らし・文化・歴史を体感できるという。

 レストラン棟「タテルヨシノ 三國湊」では、フレンチのシェフ・吉野建氏がプロデュースする地産の食材を活かした食事を提供する。

 そのほか、さまざまな文化体験アクティビティを宿泊者限定で用意。地元ガイドによるツアー(龍翔館・瀧谷寺、出村、三國神社コース)や調理・三味線体験、提灯、盆栽、風鈴作りなどを楽しめる。

伝統的な町家の外観はそのままに改修
客室は三国祭、湯屋、武道、花街などをイメージ
全16室、最大宿泊人数は2~4名
三國湊・福井県産の食材を活用した食事
まち歩き体験ツアー
調理体験