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楽天トラベル、2023年人気温泉地ランキング。熱海温泉が10年連続1位に、起雲閣通り商店街など飲食店や宿泊施設の開業が相次ぐ

2024年1月18日 発表

熱海温泉の熱海海上花火大会。起雲閣通り商店街をはじめ、宿泊施設や飲食店の新規開業が相次いでいる。なかでも子連れのファミリーやグループ利用が増えている

 楽天トラベルは1月18日、「2023年 年間人気温泉地ランキング」を発表した。

 日本全国の温泉地ごとに、2023年1月1日~12月31日の1年間における宿泊者の人泊数(=宿泊人数×泊数)を集計した結果、静岡県「熱海温泉」が10年連続で1位を獲得。続く2位には大分県「別府温泉」が10年連続で、3位は栃木県「那須温泉」が2年連続でランクインした。

 なおランキングトップ20の詳細は、楽天トラベルのWebページに記載している。

楽天トラベル「2023年 年間人気温泉地ランキング」トップ5

1位: 静岡県「熱海温泉」
2位: 大分県「別府温泉」
3位: 栃木県「那須温泉」
4位: 和歌山県「白浜温泉」
5位: 群馬県「草津温泉」

別府温泉は「地獄めぐり」など温泉を見て楽しめる点も特徴の1つで、温泉について学べるミュージアムも営業している。また別府市は市町村別の源泉総数が全国1位で、2023年は大規模宿泊施設の増室や開業があり、30代以下の旅行者が増えている
那須温泉はファミリー利用が半数以上で、近年は高原地域の豊かな自然環境を活かした宿泊施設が複数開業している。約1390年の歴史を持つ木造平屋建ての「鹿の湯」などが人気