ニュース

剱岳を望む離れのサウナ付き宿、富山に開業。一棟貸しで天然水風呂や暖炉付きラウンジなど楽しめる

「くらすサウナつるぎ」

2024年2月1日 開業

くらすサウナつるぎ(離れのサウナは建築中)

 木の香 前川建築は、1日1組限定の宿泊施設「くらすサウナつるぎ」(富山県滑川市寺町185-1)を2024年2月1日に開業する。宿泊予約は12月末から受付予定。

 剱岳(つるぎだけ)をはじめとした立山連峰を望むロケーションに位置し、「サウナに住む悦び」をコンセプトに、母屋「景(ひかり)の家」とラウンジ・デッキ・水風呂が一体となった「はなれのサウナ」を提供する。宿泊定員は2~6名で、監修はフィンランド政府観光局公認のサウナプロデューサー・カワちゃん(川田直樹氏)。

 約100坪の「はなれのサウナ」には、本場フィンランド製のストーブを備えた「つるぎサウナ室」や立山連峰の雪解け水を使った「ぷーる水風呂」のほか、外気浴ができるウッドデッキ、暖炉付きラウンジなどを設置する。建物の随所に大きなガラス張りの窓を設けており、額縁のように剱岳の原風景を臨むことができるという。

 約150坪・2階建ての「景の家」は、伝統的な木造在来軸組工法を用いており、縁側、薪ストーブ付きのリビング、ダイニングキッチン、バス、トイレ、寝室を備える。家具やインテリアなどは地域で作ったプロダクトが多く使われていることから、暮らすようにサウナを楽しみつつ、地域の歴史や文化の魅力に触れることができる。

立山連峰の雪解け水を使った「ぷーる水風呂」
ガラス張りの窓からは剱岳の原風景を臨むことができる
サウナプロデューサー・カワちゃん(川田直樹氏)