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初詣や帰省で尿モレが不安な人は4割。エリエール、尿トラブルについて調査結果を発表
2023年11月28日 14:08
- 2023年11月28日 発表
エリエールを展開する大王製紙は、尿トラブルの実態や対策について、全国20〜60代・500名を対象にアンケート調査を実施した(調査期間:10月25日~27日)。
調査結果では、尿モレやヒヤリとした経験がある人は約2人に1人(47.0%)いるものの、そのうち78.3%の人が誰にも相談していないことが分かった。また、過半数(53.6%)が冬にトイレの回数が増えると感じており、実際に尿モレを経験したのは「帰省・旅行の移動時」、不安に思うのは「行列で動けないとき」「公共トイレが少ないとき」などの回答が多かった。
ほかにも、軽失禁ライナー&パッド市場の販売数量(インテージSRI)は、2022年12月度が3億枚以上で、同9月度と比較して128%増加していることから、ほかの季節に比べて冬場の尿トラブルが多いと考えられる。
泌尿器科専門医の伊藤友梨香氏によると、尿モレは加齢や出産経験だけでなく、生活習慣や隠れた病気も原因という。対策としては、冬は特に水分を取りすぎないこと、体を冷やさず適度に運動すること、骨盤底筋を鍛えたり膀胱訓練を行なったりなど「行動療法」に取り組むことが重要としている。