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ドコモ、全世代のゴールドカード保有・利用に関する調査。保有者の約4割が個人年収200万円未満
2023年11月21日 12:17
- 2023年11月21日 発表
NTTドコモは、ゴールドクレジットカードを取り巻く保有・利用実態の変化を探るため、「全世代のゴールドカード保有・利用に関する調査」を実施した。
近年では、物価の高騰により消費の冷え込みが見られるにもかかわらず、「dカード GOLD」は年々会員数を伸ばし、6月28日には1000万人を突破したという。こういった背景から、ゴールドカードは社会的なステータスのみで選ぶものではなくなったと推察し、調査を行なった。
個人年収を聞いた質問では、1位が「200万円未満(39.6%)」、次いで「200万円~400万円未満(23.2%)」、「400万円~600万円未満(17.2%)」に。さらにゴールドカード保有者で個人年収が「400万円未満」の人のなかには、専業主婦(主夫)や学生なども多く含まれていた。一方で、世帯年収では「200万~600万円未満」が42.4%を占め、メインボリュームとなっている。
最も利用しているクレジットカードの理由を聞いたところ、1位は「ポイントやマイルの還元率が高いから(48.6%)」、2位は「ポイントやマイルの使い道が多く魅力的だから(42.3%)」という結果に。クレジットカード全般で、ポイントや特典を重視する傾向が顕著となっている。また、初めてゴールドカードを持ったきっかけとして、1位が「ポイントやマイルが貯まりやすいから(20.6%)」、次いで「年会費に見合う特典が魅力的だったから(17.3%)」となり、「ステイタス感が魅力的だったから(4.2%)」を大きく引き離す結果となった。
ポイントやマイルをどの程度積極的に貯めているかという質問に対しては、ゴールドカード保有者の83.1%がポイントを積極的に貯めているという結果に。ポイントやマイルに関する意識では、78.8%が「ポイントやマイルを貯める行為(ポイ活)を楽しんでいる」、78.2%が「ポイントやマイルを貯める行為は、家計の節約術のひとつである」と回答し、ポイントをためる行為は「節約」であると同時に「楽しみ」にもなっていることがうかがえる。