10月以降の東京ディズニーリゾートのパークチケット値上げ、一番安く入園できるのはいつ？

　東京ディズニーリゾートは、10月1日以降のパークチケットについて、変動価格帯の幅を改定する。

　9月30日までの大人料金は9400円～7900円だが、10月1日以降は1万900円～7900円になる。つまり最安料金はそのままで、最高料金が＋1500円上乗せされる格好だ。

　パークチケットは500円きざみで設定しているため、現在は9400円、8900円、8400円、7900円の4段階が存在する。週末や祝日は9400円や8900円の上寄り、平日や閑散期（の平日）は8400円や7900円の下寄りになっていて、最高料金は主に土曜と祝日の前日（月曜祝日の日曜など）で適用している。

2023年9月のパークチケット

　10月1日からの新料金は、1万900円と9900円を加えた6段階になり、基本は土曜と祝日前日のパークチケットが1万900円になると考えればよい。2024年1月までの日付別料金はすでに公開されており（別掲）、実際のところ、10月7日（土）から2024年1月6日（土）までの14日分の土曜はすべて1万900円だ。

　ただ、この印象が強過ぎるせいで8000円前後で入園できる日がなくなってしまったかと思えるかもしれない。確かにクリスマスと年末を擁する12月は全体的に上寄りの設定だが、年開けて1月に目を向けると、最安料金の7900円の日が17日間も設定されている。

　以下の表は月別のパークチケット料金分布を示すものだが、混雑日と繁忙期を避けることで、現行料金と大きく変わらない（増えても＋500円）ことが分かるはずだ。また、幼児・小学生（4～11歳）の料金は5600円～4700円で据え置きになっている点も注目してほしい。

　ちなみに先ほどパークチケットは500円きざみと述べたが、カレンダーを見たところ、新料金は1万900円、9900円は存在するものの、1万300円は設定がない。

2023年10月～11月の日付別パークチケット

2023年12月～2024年1月の日付別パークチケット