マーベルコミックの“作り方”を1000点超の資料で図解。独自のメソッドが分かる解説書

　玄光社が「MARVEL BY DESIGN マーベル・コミックスのデザイン」を8月22日に発売する。A4変型320ページで6600円。

　同書は、マーベル・コミックスをデザイン側から紐解く1冊。初期から現在まで約1000点を超えるビジュアル資料を収録。2021年11月23日に発売済みの原書の日本語訳版だ。

マーベルの歴史をまずはおさらい

　収録されているコンテンツは、マーベルの歴史に始まり、ストーリーテリングの構造。さらに著者についてや、カラーパレットまで幅広く網羅。A4変型判320ページに渡り、じっくりとマーベル・コミックスの構成要素を知ることができる。

　具体的には、ロゴや表紙にレタリング。さらにレイアウト、彩色などのグラフィック要素の制作工程を深掘り。マーベルらしさを生み出すコマ割りや効果音、吹き出しの形に至るまでマーベルメソッドを解説する。

コマ割りやレイアウトなどを深掘り

横割りや縦割りなどの各種グリッドレイアウトの具体例

　また、キャラクターデザインの進化について触れる章も。ファンが知りたかったであろうマーベルの「なぜ？」を解明。ファン必携の一冊だ。

スパイダーマンの進化を学ぶ

こちらではアイアンマンスーツがどう変化するのかをじっくり

たっぷりのビジュアルをもちろんカラーで収録