ニュース

NEXCO西日本、お盆の渋滞予測。下りピークは11日~13日、上りピークは11日~15日に最大30km

2023年8月9日~16日 対象

NEXCO西日本はお盆期間の渋滞予測を発表

 NEXCO西日本は、お盆期間(8月9日~16日)の管内の高速道路における10km以上の渋滞予測をとりまとめた。

 下り線では11日~13日、上り線では11日~15日に多くの渋滞が発生すると予測。下り線の最大渋滞長については、名神高速道路(E1)の旧山科バスストップ付近を先頭に、11日の6時~22時にかけて最大30kmを予測した。

 また上り線の最大渋滞長については、名神 大津IC付近を先頭に、11日の6時~16時にかけて最大30kmを予測。

 なお渋滞の激化を避けるため、11日~13日は休日割引の適用を取りやめる。渋滞緩和と事故防止のため、上り坂などでの速度回復や十分な車間距離の確保、車線変更を必要以上にしないことなどの協力を呼びかけている。

2023年お盆の渋滞回数予測と過去実績の比較
NEXCO西日本管内の渋滞
第二神明道路および阪神高速道路にまたがる渋滞

安全運転と事故発生時の対応

 渋滞発生時の死傷事故率は、渋滞していない時の40倍以上となる。渋滞の多い交通混雑期は、シートベルトの着用とこまめな・早めの休憩のほか、車間距離の十分な確保、渋滞情報の確認、渋滞後尾でのハザードランプの点灯など、運転に特に注意が必要だという。

 また事故が発生したら、停車後にハザードランプを点灯するとともに、発炎筒や停止表示板で後続車にクルマの存在を知らせ、速やかにガードレールの外など安全な場所に避難。そのあとに、「110番」「道路緊急ダイヤル#9910」「非常電話」のいずれかに通報してほしいとしている。

渋滞発生時の死傷事故率は非渋滞時の40倍以上
停車後は、ハザードランプを点灯し発炎筒や停止表示板を設置後、安全な場所に避難