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【ハワイ現地発】上手にテイクアウトを活用しよう! プレートランチ5選10メニュー
2023年6月12日 12:00
6月に入りハワイは多くの観光客で一段と賑わっている。日本からの渡航者もぐっと増えてきた。とはいえコロナ前の3分の1ほどの人数ではあるが……。先週は日本から化粧品会社の団体が訪れ、ワイキキビーチで4年ぶりに盛大な花火を打ち上げ、ワイキキが盛り上がった。
一方で、深刻な人手不足でもあるハワイ。レストランで料理を待たされることもニュースになっている。もちろん外食ならではの魅力はあるが、時間にゆとりがない場合はお持ち帰りも選択肢に入れておきたい。ほとんどの店がオンラインで予約できるので、ピックアップ時間を入力して取りに行けば早くて簡単だ。今回は、テイクアウトするならこれは外さないというプレートランチ店を5つ挙げてみた。どれもリピートしているもので、ハワイならではの味を楽しめるものを選んだ。
フレッシュキャッチ
ハワイの漁師さんが新鮮な魚を扱う「フレッシュキャッチ」はローカルでいつも賑わっている人気店。アヒ(マグロ)の表面だけをサッと炙ってふりかけをたっぷり乗せて仕上げた一品がこちら。みんなふりかけが大好き。ご飯よりも、魚やチキンなどのおかずにかけるのがハワイの定番。ガーリックが香るアイオリソースをアヒに垂らして頬張ろう。
ローカルの一番人気メニューがこちら。大きなアヒをカラッと揚げている。下のサラダが見えないほどの大きさで、2人で分けてちょうどいい(ロコは一人でペロリだが)。上にかかっているのはもちろんふりかけ。特製ソースを垂らしてどうぞ。
パイオニアサルーン
こちらもアヒのプレートランチ。刺身ではない食べ方はハワイの食文化。この店は、ダイヤモンドヘッド近くのモンサラット通りとカカアコにあって、常に賑わっている有名店。オーナーは米本土でシェフ歴の長い日本人。一つ一つが丁寧に作っているのが伝わる味わいが魅力で、ロコもこの味にハマってしまっている。フレッシュなアヒのステーキに香ばしいガーリックチップとソースの相性に虜になる味。
サクッと揚がった衣のなかは肉汁と旨味が詰まっていて、これを食べたくて通っている。しかもこれで10ドル。ツウはしそわかめご飯を選ぶ。
ダイヤモンドヘッドマーケットグリル
モンサラット通りの定評あるプレートランチ店。自家製のグレービーソースをかけたハンバーグ、照り焼きチキン、チャーシューが入って3種類の味を楽しめるミックスプレート。2人や家族で分けるなら、隣のマーケットで惣菜を買うとちょうどいい分量になる。ラザニアやキヌアサラダなどの惣菜は小さくても10ドル近いのだが、相応の美味しさで、意外にボリュームがある。
ローカルたちがアウトドアでBBQをするときにも大人気のポートベロマッシュルーム。巨大なキノコはまるでステーキのように肉厚で旨味たっぷり。ガーリックが効いた特製ソースがかかっている。一方ロコモコは、蓋を開けた瞬間「マックサラダ(マカロニサラダ)もないの?」と、あまりにもシンプルな盛り付けに驚くのだが、ハンバーグが上手で、シェフのグレービーソースも納得の味わい。
フォーファクトリー
胃が疲れたときや風邪気味のときにはぜひフォーを。ベトナムの移民も多いハワイでは日常食だ。郊外に美味しい店がたくさんあるが、便利なのがワイキキのロイヤルハワイアンセンターのフードコートにあるこの店。麺とはいえ、蓋をしてテイクアウトができる。この日もこれらを持ち帰った。ミートボール、ブリスケット、レアステーキ付き。なお、ドリンクと生春巻きは別オーダー($5.90)。このピーナッツソースが結構イケる。
バー・ココ&ペルシャ・レストラン
おそらくあまり知られていないペルシャ料理店。ローカルの友達が「絶対行った方がいいよ。めちゃくちゃ美味しいから!」と力説してくれたのでオーダーしたところ、大正解だった。ハワイは世界からの移民が集まっているので本場の中東料理を食べられる店も多い。この店は特にエッグプラント(ナス)のシチューが、酸味と甘味とコク、深み、旨みが完璧だった。ケバブとハムスもしかりで、レストランのクオリティをそのまま家で味わっているという満足度が得られる。2人で食べて2食分だったほどの量なので頼み過ぎにはご注意を。