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G-SHOCKのスポーツライン「G-SQUAD」、コンパクトなフォルムに心拍計測機能を搭載した「DW-H5600」

2023年4月12日 発表

G-SHOCKのスポーツライン「G-SQUAD」から「DW-H5600」を発表した

 カシオ計算機は、G-SHOCKのスポーツライン「G-SQUAD」から、「DW-H5600」を発表した。

 1983年に発売し40周年を迎えるG-SHOCKの新製品として、初代から伝統の5600フォルムを踏襲しつつ新たなライフスタイルを楽しめるモデルを目指す。コンセプトは「正常進化」で、腕になじむ形状を維持しながら、スマートフォンとのリンク機能や光学式センサーによる心拍数計測機能、歩数計測機能を搭載した。

 コンパクトなサイズ感を変えることなくさまざまな機能を備えるため、バッテリーの小型化や液晶のスリム化を図ったという。ラン、ウォークなどのアクティビティのほか、着信通知や睡眠計測のようなライフスタイルに寄り添う機能も用意されていた。実際に触れてみたところ、さまざまな機能を有しているものの軽量で、睡眠時に着用していても気にならない着け心地だった。画面はMIP液晶となっており、フルドットのデジタル表示で視認性も高い。

 液晶のまわりにはソーラーセルを配し、時刻表示をソーラーアシストする。トレーニング機能やスマート機能はUSB充電で対応するが、時刻表示は充電が少なくなってもソーラー充電のみで駆動できる。なお、フル充電時からソーラー充電なしの状態で駆動した場合、アクティビティ機能を使用すると最大約35時間、心拍計測をオフにすると最大約1か月使用できる。ベゼルやバンドには新開発のバイオマスプラスチックが使われており、環境にも配慮していることが伺えた。

 なお、アプリ「CASIO WATCHES」からあらゆる設定を行なうことが可能となってる。

 カラーは4種類展開で、メタルベゼルモデル2種類とウレタンベゼルモデル2種類。このほか、交換できるベゼルとバンドをセットにしたスペシャルボックスも用意した。本体には、初代BW-5000の図面をイメージした製図ラインをプリントしている。付け替え用のベゼルとバンドには、モジュールの配線図をカラフルにデザインしており、組み合わせによって計8種類のスタイルを楽しめる。パッケージにも図面をレイアウトし、素材に再生紙を使用した。