ZENDURE、半固体電池を使ったポータブル電源「SUPERBASE V」を2023年春発売

「SUPERBASE V」を披露するカントリーマネージャーの小原祐樹氏

　ZENDURE Japanは12月6日、ポータブル電源のハイエンドモデル「SUPERBASE V」を2023年春に日本で発売すると発表した。価格などの詳細は改めて案内される予定。

　同製品は、別売の家庭用コントローラーやソーラーパネルなどを組み合わせることで、家庭用の電力蓄電システムを構築できるポータブル電源。既存製品同様にリン酸鉄リチウム（LiFEPO4）を使用したモデル（4608Wh）と、半固体電池を使用したモデル（6438Wh）の2種類をラインアップする。

　AC出力については、一般的な100Vに加えて200Vに対応しており、エアコンをはじめ、家庭内のさまざまな機器を動作させられるほか、オプションのアダプターを使用すればEVの充電も可能。本体と同容量の拡張バッテリーを4つまで接続できるようになっており、簡易的な無停電電源として使うこともできる。

　Wi-Fi/Bluetoothにも対応しており、スマートフォンから設定を変更したり、使用状況をモニタリングしたりできるほか、車輪にモーターが仕込まれており、ラジコンカーのようにスマートフォンから操作することもできる。また、本体上部のハンドルを持って引っ張って歩く際には、電動アシストが効いて力をかけずに運べるようになっている。

　同社では、東京有楽町の体験型ストア「b8ta Tokyo – Yurakucho」（東京都千代田区有楽町1-7-1 有楽町電気ビル1階）に同製品を展示し、ソーラーパネルや蓄電池の販売店やハウスメーカーなどの工事事業者といった販売パートナーを募集している。