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JRグループのスタンプ収集アプリ「TRAIN TRIP」に12駅が追加。Twitterでの応募から選定
2022年11月4日 16:39
- 2022年11月4日 追加
JRグループは、ブラウザで動作するデジタルスタンプ収集アプリ「TRAIN TRIP」のスタンプを12駅分追加した。好きな駅(推し駅)を募集するキャンペーンを10月にTwitterで実施しており、投稿されたものからJRの旅客6社で各2駅を選定したもの。採用された駅を投稿していた人には、抽選で12人にサプリメント「ガチ鉄分」をプレゼントする。
JR北海道からは、宗谷本線の音威子府駅と、函館本線の函館駅が選ばれた。音威子府駅では、かつて駅で販売されていた「音威子府そば」をスタンプ化。函館駅のスタンプは、港湾に直結していた名残からカーブした構造になっているホームを絵柄にした。
JR東日本では、横須賀線の田浦駅、篠ノ井線の姨捨駅が選定。田浦駅のスタンプは、工期の異なる3つのトンネルが並ぶ光景や、列車がホームに入りきらない部分のドアが開かない様子(ドアカット)を再現。姨捨駅ではスイッチバックを表現した駅名標や、ホームから望む夜景を描いている。
JR東海からは、中央本線の定光寺駅、東海道本線の三河三谷駅がスタンプに。定光寺駅のものは、同駅付近の廃線跡にある愛岐トンネル群を絵柄に。三河三谷駅のものは、山車が会場を進む「三谷祭」の様子を再現した。
JR西日本では、福知山線の武田尾駅、紀勢本線の箕島駅をスタンプ化。武田尾駅のスタンプは、ホームの半分がトンネル内にある珍しい構造を描く。箕島駅では、付近が蚊取り線香の発祥の地であることを表現して発明者や原材料をイラストにした。
JR四国からは、ともに予讃線にある市坪駅と石鎚山駅のスタンプが登場。市坪駅では、野球にちなんだ駅の性格を表現。石鎚山駅ではその駅名にもなった石鎚山と、それにちなむ特急列車「いしづち」を描いている。
JR九州からは、大村線の千綿駅、指宿枕崎線の西大山駅が選定。千綿駅では駅舎を通して見える海と夕日を図案にスタンプ化。西大山駅では、駅に立つ「JR日本最南端の駅」の標柱と、ホームから望む開聞岳を描いた。