ニュース

あいち朝日遺跡ミュージアムで、北陸の弥生文化を紹介する企画展。ミニ石器づくり体験も

2022年10月22日~12月18日 開催

あいち朝日遺跡ミュージアムで北陸の弥生文化を学べる企画展開催(公式Webサイトより)

 愛知県は、北陸地方の弥生文化や出土品などを紹介する企画展「北陸の弥生文化 -八日市地方遺跡と東海-」を、あいち朝日遺跡ミュージアム(愛知県清須市朝日貝塚1)にて開催する。会期は10月22日~12月18日。

 石川県小松市にある「八日市地方遺跡」は、北陸地方を代表する弥生時代の集落。地元で産出する石材を用いた勾玉や農具など、市が所蔵する1020点は国の重要文化財にも指定されている。また愛知県の「朝日遺跡」をはじめ、東海地方の弥生文化と関係する出土品も多い。

 本企画展では、それら八日市地方遺跡出土品のうち土器や石器など約40点の展示がみられるほか、石川県埋蔵文化財センターによる発掘調査で出土した最新の出土品や石川県指定文化財などを鑑賞できる。

 また10月1日~12月25日の土日祝日には、弥生土偶やミニ石器づくりに挑戦できる「古代体験プログラム」(参加有料、要当日申し込み)を実施。そのほか11月6日には講演会「日本海側における東西弥生文化の結節点 -八日市地方遺跡-」(参加無料、要事前申し込み)、12月3日には講座ヒストリーカフェ「弥生時代、北陸と東海のイイ関係」(参加無料、要事前申し込み)を実施する。各詳細は、ミュージアムの公式Webサイトに記載している。

企画展概要

会期: 2022年10月22日~12月18日
休館: 月曜
開館時間: 9時30分~17時
会場: あいち朝日遺跡ミュージアム本館(企画展示室)
観覧料: 一般300円/大学・高校生200円/中学生以下無料