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特集エリア・ワーケーションには、コロナ禍で普及した“旅先×仕事”のユニークなアイデア集まる

2022年9月22日~25日 開催

河津町の展示ブースでは、町の観光施設「河津バガテル公園」に備えたコワーキングスペースを紹介

 ツーリズムEXPOジャパン2022で開設されている特集エリア「ワーケーション」では、コロナ禍を経て浸透しつつある“休暇の旅×仕事”を実現するユニークアイデアが出展されている。

 河津桜で有名な静岡県河津町のブースでは、フランスのバガテル公園を再現したバラの観光施設「河津バガテル公園」内に設置したコワーキングスペースを紹介。一般公開日にはバラジュースの試飲を提供する。

 東急ホテルズと東急リゾーツ&ステイのブースでは、最新の空間音響技術を使ってまるでリゾート地にいるようなリラックス効果を得られるという“音浴体験”を実施。耳から聞こえてくるのは、実際に伊豆と蓼科のリゾートで収録した鳥のさえずりや雨音、暖炉で薪が燃える音など。約5分間の体験後は、測定した自分の脳波データを確認。都会に居ながらワーケーションを疑似体験できる。

 また、トヨタツーリスト×コクヨは、可動式個室ブースの「WORKPOD FLEX(ワークポッドフレックス)」を展示。特殊な吸音パネルで外に音が漏れず、集中して個人作業したいときに重宝する。今回展示しているサイズは90×90×210cmで、PC作業などをするには十分なスペース。今後はホテルのロビーや空港、観光地など設置場所を広め、旅先での快適なリモートワーク環境を普及していきたいという。