東京ディズニーランドに“ハロウィーン”の季節到来！　おばけに扮したミッキー＆ヴィランズの、昼夕2つのパレードに大注目

怪しげなコスチュームをまとってディズニーの仲間たちがハロウィーンをお祝い！

　おばけにコウモリ、かぼちゃにお菓子。ハロウィーンの季節って、大人も子供もワクワクしますよね。東京ディズニーリゾートでは10月31日まで「ディズニー・ハロウィーン」を開催中。愉快でちょっぴり怖い、特別仕様のパークを楽しめます。

　ミッキーマウスたちによる昼のハロウィーンパレードは、コロナ禍を経て約3年ぶりに開催。2022年はさらに“ディズニーヴィランズ”が主役となって夕刻の園内をパレードします。見た目も内容も異なるパレードを1日で2回も楽しめちゃうんです。さっそく、パワーアップした「ディズニー・ハロウィーン」の見どころをチェックしましょう。

ミッキーマウスたちがゴーストに変身！「スプーキー“Boo！”パレード」

　デイタイムの最大の見どころは、パレードルートで1日1回（約30分間）行なわれる「スプーキー“Boo！”パレード」。ミッキーマウスをはじめ人気キャラクターたちが勢ぞろいします。

マックス率いるパレードの始まりは、スケルトンが運行するウエスタンリバー鉄道

巨大なヘビや奇怪な鳥たちの集うアドベンチャーランドをイメージしたフロート

お墓だらけのシンデレラ城をイメージしたフロート

マックスはパレードを汽車にの上に乗り先導します

グーフィーは海賊のようなコスチューム。ゴーストに操られているような仕草も!?

ミッキーマウスは骨がデザインされたクールでちょっぴり怖～い姿に

　ゲストの目の前に現われる6台のフロートはもちろんハロウィーン仕様。先頭は、スケルトンが運転する汽車です。パークでお馴染みのアトラクション「ウエスタンリバー鉄道」がモチーフになっており、実際のパークとのつながりも感じられます。ゾクゾクワクワクする演出に合わせて“Boo!”とおばけ気分で振り付けすれば、2度と戻れないゴーストの世界へ……、招待してもらえるかも!?

黒い木馬やかぼちゃのティーカップが回るファンタジーランドをイメージしたフロート

奇妙なクマたちが船上でコンサートを行なうカントリーベア・シアターと蒸気船マークトウェイン号をイメージしたフロート

かぼちゃに乗り移ったゴーストの小動物たちが暮らすクリッターカントリーをイメージしたフロート

ミニーマウスもどうやらゴーストに操られているみたい

デイジーダックはゴーストの世界の音楽をちょっと怪しんでいるよう

チップとデールたちも操られたり正気に戻ったり。おかしな動きと言葉にゴーストの気配がします……

日暮れとともにヴィランズが現われる!?「ザ・ヴィランズ・ロッキン・ハロウィーン」

　従来からアップデートした今年の「ディズニー・ハロウィーン」で必ずチェックしたいのが、夕刻にスタートする「ザ・ヴィランズ・ロッキン・ハロウィーン」。なんと、昼間の「スプーキー“Boo！”パレード」をディズニーヴィランズの仲間たちがジャックしてしまうのです。

「スプーキー“Boo！”パレード」をヴィランズが乗っ取り、ダークなハロウィーンな世界へ

パレードはヴィランズ・マレフィセントの手下を先頭にスタート

アースラの手下も軽快な話術でゆっくり観客の心を奪います

　ミッキーマウスたちが乗っていたフロートに、マレフィセントやウィックド・クイーン、さらにキャプテン・フック、クルエラ・ド・ビル、ファウルフェロー、ギデオンらが乗り込むと、ゲストにハロウィーンの到来を告げてパレードルートに繰り出します。彼らの手下もMCとして同乗。東京ディズニーシーで人気を博した“手下”とともに、ヴィランズ流のハロウィーンへと誘います。

「ザ・ヴィランズ・ロッキン・ハロウィーン」は1日1回（約30分間）の開催で、パレード本編だけでなくアナウンスまでしっかりゴースト仕様。最初から最後までお見逃し、聞き逃しなく！

海賊姿のグーフィーにかわりキャプテン・フックが先頭に

お墓だらけのお城とともに美しいマレフィセントが登場。皆で平伏を！

ファウルフェローたちは島の遊園地へ招待してくれるそう。ロバにならぬよう注意して

「ザ・ヴィランズ・ワールド」の楽曲に合わせ、クルエラ・ド・ビルがパレードルートに

夕闇とともにパレードのラストを飾るのはウィックド・クイーン

ポーズをレクチャーするウィックド・クイーンの手下

人気のフォトロケが特別仕様に！　トゥーンタウンでおばけな1枚を撮影しよう

　パークでのお楽しみといえば、作り込まれた世界観のなかで撮るとっておきの1枚。SNSにアップするのはもちろん、あとから見返すだけでパークでのハピネスあふれる時間を思い出せますよね。

　今年はハロウィーン期間限定で、トゥーンタウンの一部のフォトスポットがゴースト仕様に大変身。囚人ゴーストと一緒に“ゆる～い檻”のなかで撮影でき、いつもとは一味違うシーンが撮れるんです。

トゥーンタウンには、ハロウィーン仕様のデコレーションがたっぷり。足元には印が!?

ジョリートロリー車庫の扉にはカボチャとゴーストがいっぱい

脱獄しやすい檻のなかで囚人ゴーストと一緒にパチリ

　もちろんパークのエントランスもハロウィーン感あふれる装いにデコレーション。ゲートをくぐった瞬間から気分を一層を高めてくれます。また「ディズニー・ハロウィーン」開催中は毎日フル仮装OK。しっかり仮装ルールを守りながらお気に入りの場所で大好きなキャラクターになりきって、撮影を楽しんでみはいかがでしょう。

エントランスには2022年の文字も踊るバナーをデコレーション

スペシャルイベントに合わせてミッキー花壇もハロウィーンカラー

アトラクションもハロウィーン。「ミッキーのフィルハーマジック」で“死者の国”へ出発

　10月末～11月上旬にメキシコで行なわれる伝統行事“死者の日”をモチーフに生まれたピクサー映画「リメンバー・ミー」。カラフルな“死者の国”を、主人公の少年・ミゲルが旅するなかで家族の絆を再確認するという名作ですが、9月15日よりファンタジーランドのアトラクション「ミッキーのフィルハーマジック」に新たなシーンとして加わりました。

初リニューアルでより没入感が増した「ミッキーのフィルハーマジック」

「ミッキーのフィルハーマジック」は3D技術とワイドスクリーンを活用することで、ドナルドダックとともにディズニー映画の世界を名曲とともに巡るアトラクション。楽曲の素晴らしさでも話題となった「リメンバー・ミー」が仲間入りすることで、より華やかで心躍る世界へと旅できるようになりました。

新たに加わった「リメンバー・ミー」のポスター。ミゲルとヘクターたちが描かれています

　新たなシーンが加わると同時に、投影機材も一新。より滑らかなで解像度の高い映像に進化したことでさらに没入感がアップし、周囲の奥行きや壮大感、光の数の多さ、さらに風を感じまるで飛んでいるような感覚に。群衆とともに、リズムに合わせ歌い踊り明かす体験を座ったままで楽しめます。ぜひ今年のハロウィーンは「リメンバー・ミー」コスで訪れてみては!?

スペシャルプログラム「ホーンテッドマンション“ホリデーナイトメアー”」

　また999のゴーストが集う「ホーンテッドマンション」も「ホーンテッドマンション“ホリデーナイトメアー”」として様変わり。映画「ティム・バートンのナイトメアー・ビ フォア・クリスマス」をモチーフに、2023年1月4日まで行なわれるスペシャルプログラムです。パンプキンキングのジャック・スケリントンやサリー、ウギー・ブギーたちが繰り広げるのは、ハロウィン×クリスマスの物語。奇妙で魅力的な世界へと導いてくれます。

　見どころ満載の秋の東京ディズニーランドでアトラクションやパレードを楽しんだあとは、やっぱりお腹が空くものですね。次回は、旬の味覚を使ったこの時季ならではのパークグルメやホテルのレストランメニューをご紹介します。

次回は秋の味覚たっぷりのパークグルメをご紹介。お楽しみに