ビアタップ付き客室に泊まれるホテル「The Villa＆Barrel Lounge」静岡市にオープン

クラフトビール醸造所の直営ホテル「The Villa＆Barrel Lounge」がオープン

　静岡市・用宗漁港の前にクラフトビール醸造所を構える「West Coast Brewing」は、直営ホテル「The Villa＆Barrel Lounge」（静岡市駿河区用宗2-26-1）を7月1日に開業する。

　海と山に囲まれた自然豊かなロケーションのもと、オーナーの故郷であるアメリカのクラフトビール造りを行なう「West Coast Brewing」。その醸造所向かいに新設したホテルには全5つの客室を備える。館内1階のタップルームではフレッシュなクラフトビールを常時10液種前後楽しめるほか、時間をかけて樽熟成させた希少な「バレルエイジドビール」の試飲ができる。また、木樽がずらりと並ぶバレルラウンジも併設している。

ビアタップ付き客室ではビールが飲み放題

タップルームにはフレッシュなクラフトビール全16タップ/常時10液種前後を用意

木樽が並ぶバレルラウンジなど、古いフランス料理店を引き継ぎリノベした趣きある館内

客室は2名用（3室）と4名用（2室）があり、それぞれにホップの名前が付けられている。建築家でもあるオーナー自らデザインを手掛けており、客室に飾られた壁画アートもみどころ

　すべての客室には宿泊者専用のビアタップを設置している。サーバーは特別醸造のビールとつながり、最大10リットルまで飲み放題。さらに、ビール飲み放題プランでグラウラー（ビールなどの炭酸専用マイボトル）を持参した場合は、汲んで持ち帰ることも可能という。客室内にあるミニバー（有料）の冷蔵庫にも多彩な缶ビールを揃えている。

　また、向かいの醸造所では土日限定で「ブルワリー見学ツアー」を実施している。実際にビールを造っている施設を見ながら、醸造工程について解説を聞くことができる。公式Webサイトより事前予約が必要で、宿泊可否問わず誰でも参加可能（有料/お土産ビール付き）。

「West Coast Brewing」のビール醸造工程を見学できる