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東京都、道路の損傷や標識の不具合を市民がアプリで通報・補修要請する「道路通報システム」本格運用

「My City Report(マイシティレポート)」アプリで

2022年4月1日 開始

道路通報システムについて説明する小池百合子知事(3月18日の会見から)

 東京都は4月1日、市民による道路通報システムの本格導入を開始した。対象は島しょを含む都道全域。

 スマートフォン向けのアプリ「My City Report(マイシティレポート)」を使って、道路の損傷状況・不具合などを撮影して報告することで、東京都が必要に応じて補修などを実施するという取り組み。

 具体的には、会員登録を行なったうえでアプリ中央下にある「レポートマーク」を開く。すると、地図を使ったレポート位置の指定、レポート分野(道路や標識)の選択、該当箇所の撮影(写真の登録)、説明文の入力と手順が進んでいく。都の対応状況はアプリ上で随時確認できる。

 都知事の小池百合子氏は、本取り組みについて説明した会見のなかで「都民の皆さんから通報を受けて、きめ細やかな道路管理を行なう。これによって安全性を高めて、安心快適な道路を提供していきたい」と述べている。

通報には「My City Report」アプリを使う
通報の手順