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「トイ・ストーリーホテル」で一足先にオモチャになってきた! 映画の世界観そのまま、バズやウッディたちがお出迎え
2022年3月29日 20:54
- 2022年4月5日 オープン
ミリアルリゾートホテルズは、国内5番目のディズニーホテル「東京ディズニーリゾート・トイ・ストーリーホテル」を4月5日に開業する。
オープンに先駆けて、3月29日に報道陣向けに内部を公開。さっそく映画の世界観そのままに滞在が楽しめて、映画ファン感涙と噂のホテルを訪れてみた。
「東京ディズニーリゾート・トイ・ストーリーホテル」は、ディズニー&ピクサー映画「トイ・ストーリー」シリーズをテーマとしたホテル。「東京ディズニーランドホテル」や「東京ディズニーシー・ホテルミラコスタ」などの“デラックスタイプ”に比べ、よりカジュアルに利用できる“モデレートタイプ”。ちょうど前述の2ホテルと“バリュータイプ”の「東京ディズニーセレブレーションホテル」の中間に位置すると考えると立ち位置が分かりやすいはず。
最寄り駅はディズニーリゾートラインの「ベイサイド・ステーション」。今回は徒歩でホテルに向かったが、約2~3分ほどで到着した。
エントランスに入る前からおもちゃの世界に迷い込んだかのような世界観!
「東京ディズニーリゾート・トイ・ストーリーホテル」は、ホテルに近づくにつれ、自分がおもちゃサイズになったような感覚になれるのがポイント。周囲に巨大なおもちゃたちが現われ、まるでアトラクションへ向かうかのようなワクワク感も味わえる。
オモチャ好きの少年アンディとおもちゃたちが作ったというカラフルなホテルの外観は、四角い積み木を積み上げたような見た目。太陽と白い雲が浮かぶ背景に街並みが積み木で表現している。なお、ドミノと積み木で作られた正面の花壇にはカウボーイ人形のウッディのあいさつ「HEY HOWDY HEY」とつづられたモニュメントも配置されている。
エントランス正面には「スリンキー・ドッグパーク」と呼ばれる広場があり、スペースレンジャーの人形バス・ライトイヤーとカウガール人形のジェシーの約4mものスタチューがゲストをお出迎え。ホテル館内に入る前から、記念撮影に大忙しになりそう! 中央のカードには「Slinky Dog Park Game」のロゴが、実は、パーク全体もゲームになっており、足元には各種コマやルーレットなども。ゲームのボックス(AL'S TOY BARNの値札付き!)も近くにあるので、ぜひ探してみよう。
早速ホテル館内に入ると、ロビーはまるでおもちゃ箱のなかようなにぎやかな景色が広がる。天井にはボードゲーム「Little Bo Peep's Lost Her Sheep Game」を発見。すごろく風にコマをすすめて実際に遊ぶことができるので、チェックインを待つ間など見上げてプレイしてみるのも楽しそう。さらにサイドにはゴーカートが走り、足元には巨大なパズルのピース模様と、映画のようにアンディのおもちゃの一員として自分が箱のなかで遊ばれるのを待っているような気分に。
フロントデスクはカラフルなパーティーサウルスなイメージを彷彿させるネオン輝くモザイク文字がポイント。「トイ・ストーリー」シリーズのイモムシ型のぬいぐるみ・ブックワームやスタントマンのオモチャ・デューク・カブーンが描かれたメガネケースにプッシュピン入れ風のカウンターも愛らしい。
ゲストサービスカウンターはテレビプログラム「ウッディのラウンドアップ」のドミノゲームのイラストがあり、「トイ・ストーリー2」でヴィランとして登場した金鉱堀りの人形プロスペクターの姿も。
なお、ロビーには滞在で重宝するショップが2店舗。ピザショップのクレーンでゲットできる人形リトルグリーンメンが経営していると噂の「ギフト・プラネット」では、ホテルオリジナルのアイテムをオープンに合わせて多数用意。入店には予約が必要となるので、お買い物前にはリザベーションを忘れずに!
ショップのお勧めはホテルロゴ入りの「マグカップ」(800円)や「きんちゃく」(850円)さらに、映画のアンディの部屋を自宅でも再現できる「ウォールペーパー」(2800円)など盛りだくさん。もちろんパークでの買い忘れをサポートする充実の品揃えで、お菓子からぬいぐるみまで勢揃い。
ほかにもロビーフロアにはオリジナルデザインのグッズとして「メダルタイパー」(500円)と「スーベニアメダル」(100円)も用意している。なお、「ショップ・トゥギャザー」では日用品からベビー用品まで取り揃えているので安心だ。
なお、ロビーから行くことができるのが中庭「トイフレンズ・スクエア」。
エントランスにはクレーンで遊ぶリトルグリーンメンとブタの貯金箱ハム。さらに階段を上がるとウッディとランプスタンドとセットの磁器人形ボー・ピープと羊、さらに美声を響かせるペンギンのオモチャ・ウィジー、バレル・オブ・モンキーと樽が登場。ぜひウィージーうしろの12SONGSのラインアップ、さらにお隣の恐竜の人形レックスのカードもチェックを。ちょっとしたサプライズがあるかも!?
中庭中央のピクサーボール柄のフリスビーの中央に立ち、下からのアングルで撮影するとダイナミックな1枚が撮れるのでお勧め。
いよいよ、客室へと向かうがその前にちょっとしたお楽しみも。実は、エレベーターホールが2つのデザインになっており、バズ・ライトイヤーをモチーフにしたスペースレンジャーのロゴが輝くホールと、カウボーイのウッディならではの「ウッディのラウンドアップ」を彷彿させるレトロな雰囲気と分かれており、こちらもファンにはたまらない場所となっている。もちろんエレベーターのなかも特別なデザイン。アナウンスもお聞き逃しなく! ぜひ、実際に宿泊してその違いを確かめてほしい。
まさに雲が漂うアンディの部屋! 巨大な腕時計にエッチ・ア・スケッチも!?
今回訪れたのは「スタンダードルーム」(大人4名定員)。「東京ディズニーリゾート・トイ・ストーリーホテル」は「スタンダードルーム」が575室、「スーペリアルーム」(20室)の全595室を用意。ゲストルームのデザインは、すべてアンディの部屋をイメージしたものに統一されている。大人定員3名はレギュラーベッド2台&トランドルベッド1台。4名の場合は4台目のベッドに国内ディズニーホテル初のプルダウンベッドを採用している。
室内に入ると青空に雲がぽっかりと浮かぶ「トイ・ストーリー」シリーズ第1作目の印象的な導入シーンを彷彿させるウォールペーパーまず目に飛び込んでくる。まさにアンディの部屋を象徴する存在だけにファンは感涙間違いなし。そして、おもちゃ目線の巨大なミッキーの腕時計に、オモチャ会議のときに大活躍のおえかきボードのエッチ・ア・スケッチ風のテレビなどのデコレーションたち。
さらに三日月シェイプに繰り抜かれたベッドフレームなど再現度の高さに驚くはず。フットスローはジェシーを彷彿さえる柄なのもうれしい部分だ。ほかにもカーテンが星柄だったり、テーブルカラーや家具ももおもちゃ風と写真に収めたくなる要素が満載。
バスルームへと移動すれば、ウィージーがバブルの音符とともに迎えてくれ、バスタイムも「トイ・ストーリー」一色に。オリジナルデザインの各種アメニティやルームスリッパや、オリジナルポストカードもプレゼント。
なお、客室階の要素としてエレベーターホールのデザインがそれぞれロビー同様に異なるうえ、廊下には各キャラクターの足跡が付き、目線の低い子供たちも喜ぶ仕様になっているのがポイント。バズ・ライトイヤーやレックス、ウッディたちの足跡に自分の足を重ねてその大きさを比べてみたり、部屋に着くまでも大はしゃぎなはず。
「う~ん! ストロベリ~」って言いたいっ!? 「ロッツォ・ガーデンカフェ」でキャラご飯を満喫
「東京ディズニーリゾート・トイ・ストーリーホテル」に宿泊したなら、必ず訪れておきたいのが「ロッツォ・ガーデンカフェ」。宿泊者限定で「ブレックファースト」(大人2800円、中人1700円、小人1100円)と「ディナーブッフェ」(大人4200円、中人2300円、小人1500円)を提供。今回はキャラクターをイメージしたメニューが豊富に揃う「ディナーブッフェ」をチェック。
基本情報として、レストランのモチーフになっている“ロッツォ”は甘いストロベリーの香りが特徴のふわふわのテディベア。映画「トイ・ストーリー3」に登場した印象的なキャラクターの1人だ。同レストランでは、そんなロッツォをイメージし、店内は明るく開放的、そしてキュートな装飾にあふれているのが特徴。エントランスもロッツォが主人公の絵本のなかに入っていくようなデザインだ。
ビュッフェカウンターには、「トイ・ストーリー」シリーズのキャラクターをイメージしたメニューが盛りだくさん。
サクサク生地がリピ確実のロッツォの「ストロベリーメロンパン」から、自分でチョコペンで仕上げるリトルグリーンメンの「ほうれんそうパン」。さらに「ポテトとグリーンピースのタルト」はバズライト・イヤーをイメージしたカラー。「ポテトのムース ピーマンソース」「マンゴーロールケーキ」はウッディをイメージ。さらにボー・ピープのシルエットが凛々しい「ホワイトチョコレートムース」など。もちろんストロベリーソースで味わう「ローストポーク」もマストで味わおう。
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