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三菱電機、鉄道駅を起点とした街のガイドブックアプリ「ekinote」提供。地域振興への有用性検証などを広島電鉄と実施
2022年3月11日 12:12
- 2022年3月10日 発表
三菱電機は3月10日、駅と駅周辺の街の情報を一元化したガイドブックアプリ「ekinote(エキノート)」の提供を3月14日に開始することを発表した。
全国約9100駅の鉄道駅を起点に、交通、観光、グルメ、ショッピング、自治体などの情報を一元化することで、駅や駅周辺の街へのおでかけ情報を閲覧できるアプリ。頻繁に使用する駅や訪れる予定の駅、お気に入りの記事などを「マイノート」に登録しておくこともできる。
アプリはiPhone(iOS13以降)のみ提供で、無料で利用可能。AndroidアプリやWebサービスへの展開も検討するとしている。
ekinoteは、街の魅力の偶然の発見(セレンディピティ)を誘発するなど、地域振興につながることもねらっており、本アプリから生まれるユーザー基盤やデータを全国の企業や自治体が地域振興に役立てるための「地域振興プラットフォーム」の開発・運用も推進し、新たな価値を生み出すことを図る。
このekinoteと地域振興プラットフォームを活用し、地域観光や地域DXの促進効果を検証する実証実験を、3月14日から広島電鉄と協働して実施。広島電鉄の駅・電停周辺の街に関するコンテンツの共同企画とekinoteでの発信や、全国のekinoteユーザーに対する広島地区観光の訴求、アプリ運用データの検証による地域振興における有用性検証などを実施する。