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三菱電機、鉄道駅を起点とした街のガイドブックアプリ「ekinote」提供。地域振興への有用性検証などを広島電鉄と実施

2022年3月10日 発表

三菱電機は駅と駅周辺の街の情報を一元化したガイドブックアプリ「ekinote(エキノート)」の提供を3月14日から開始する

 三菱電機は3月10日、駅と駅周辺の街の情報を一元化したガイドブックアプリ「ekinote(エキノート)」の提供を3月14日に開始することを発表した。

 全国約9100駅の鉄道駅を起点に、交通、観光、グルメ、ショッピング、自治体などの情報を一元化することで、駅や駅周辺の街へのおでかけ情報を閲覧できるアプリ。頻繁に使用する駅や訪れる予定の駅、お気に入りの記事などを「マイノート」に登録しておくこともできる。

 アプリはiPhone(iOS13以降)のみ提供で、無料で利用可能。AndroidアプリやWebサービスへの展開も検討するとしている。

ekinoteの特徴

 ekinoteは、街の魅力の偶然の発見(セレンディピティ)を誘発するなど、地域振興につながることもねらっており、本アプリから生まれるユーザー基盤やデータを全国の企業や自治体が地域振興に役立てるための「地域振興プラットフォーム」の開発・運用も推進し、新たな価値を生み出すことを図る。

 このekinoteと地域振興プラットフォームを活用し、地域観光や地域DXの促進効果を検証する実証実験を、3月14日から広島電鉄と協働して実施。広島電鉄の駅・電停周辺の街に関するコンテンツの共同企画とekinoteでの発信や、全国のekinoteユーザーに対する広島地区観光の訴求、アプリ運用データの検証による地域振興における有用性検証などを実施する。

地域振興プラットフォームのイメージ
広島電鉄と協働で実証実験を行なう