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名鉄岐阜駅~岐南駅間の立体化事業着手へ。加納駅・茶所駅間の高架上に“統合駅”設置

2022年3月1日 発表

岐阜県は名鉄高架化事業の都市計画事業認可を取得したことを発表した

 岐阜県は3月1日、名鉄(名古屋鉄道)名古屋本線 名鉄岐阜駅~岐南駅間で計画している高架化事業の都市計画事業について、2月28日にその認可を取得したことを発表した。2022年度から事業着手する計画。

「名古屋鉄道名古屋本線加納駅・茶所駅付近連続立体交差事業」は、名鉄岐阜駅~岐南駅間の2.792km区間のうち、加納駅・茶所駅前後の約2.049km区間において、踏切13か所の除却や事故減少や都市内交通の円滑化を図る目的で立体交差化するもの。

 鉄道の高架化に合わせ、加納駅と茶所駅の間に新たな(仮称)統合駅を設置。本駅を中心として街づくりも実施するほか、区間内の橋梁架け替え、道路拡幅整備なども実施する予定。

 2020年3月31日に都市計画が決定し、2月1日に国土交通省 中部地方整備局長宛に認可申請をし、同28日に認可された。事業費は約419億円。事業期間は2022年度~2036年度。