JR札沼線の新駅「ロイズタウン駅」が3月12日開業。当別町とRoyce'の請願駅

JR北海道は札沼線の新駅「ロイズタウン駅」を3月12日に開業する

　JR北海道（北海道旅客鉄道）は2月9日、札沼線（学園都市線）の新駅「ロイズタウン駅」を3月12日に開業するとともに、各種イベントを実施することを発表した。

　地元当別町や、チョコレート菓子で知られるRoyce'を展開するロイズコンフェクトがふと美工場を見学施設などを備えるものへと拡張すること計画していることから、両者による請願駅として設置が決まったもの。

　同日、当別町内の石狩太美駅、石狩当別駅は、それぞれ「太美駅」「当別駅」に改称する。

　なお、ロイズタウン駅前では当別町による広場整備が行なわれており、広場ロータリーは2022年度内の完成を予定しているため、駅への通路は当面仮設のものとなるほか、同じく工事中のため、駅周辺にはトイレもない点に注意を要する。

　3月12日のロイズタウン駅開業を記念し、当別町主催で、札幌駅からロイズタウン駅まで「ラベンダー編成」を利用したツアーや、オンラインツアーなどを実施。前者は北海道オプショナルツアーズ、後者はANAトラベラーズオンラインツアーで販売を行なう。

　また、ロイズタウン駅と同日に駅名を改称する当別駅、太美駅をセットにした台紙付き入場券を3月12日5時10分から当別駅で販売。4000枚限定で、価格は600円。

駅前広場イメージ