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中央道 土岐JCT~小牧東ICでリニューアル工事。多治見IC~小牧東IC間の右側付加車線を恒久運用へ。2月~4月に順次車線規制
2022年1月17日 18:56
- 2022年1月17日 発表
NEXCO中日本(中日本高速道路)は1月17日、中央自動車道(E19)土岐JCT~小牧東ICで昼夜連続・車線規制を伴うリニューアル工事を実施することを発表した。
多治見IC~小牧東IC間の上り坂約3.7km区間で試行している、「右側付加車線方式」を恒久運用化するための区画線改良工事や、土岐IC~多治見IC間の深沢橋(下り線)の床版取り替え工事を実施する。
右側付加車線方式は、従来の登坂車線に代わるもので、速度調整を行ないやすい車両が第二走行車線の右側に設けた追い越し車線を利用して自ら追い抜く方式としたもの(関連記事「NEXCO中日本、中央道の登坂車線区間で『右側付加車線方式』を試行」参照)。試行運用中は下り線の路肩幅を狭めて車線運用していたが、恒久運用化にあたり路肩幅を拡大。中央分離帯をコンクリート防護柵へ改良する。
多治見IC~小牧東ICの上下線では、2月8日0時~4月23日6時に、土曜日中を除く各週土曜19時~翌週土曜6時に昼夜連続・車線規制を実施。ただし、下り線は日中は規制を実施しない。
土岐JCT~多治見ICの上下線は4月3日22時~4月23日6時に、土・日曜日中を除く各週日曜22時~翌週土曜6時に昼夜連続・車線規制を実施する。
期間中は上り線で午前中に最大11km、下り線で夕方に最大8kmの渋滞を予測しており、東海環状自動車道(C3)や一般道への迂回を呼びかけ。ETC車向けに迂回時の料金調整も実施する。