高速道路各社、2021～2022年末年始の交通状況。前年度に比べ交通量は144％、渋滞は375％

NEXCOは2021年～2022年の年末年始期間の交通状況を発表した

　NEXCO東日本、NEXCO中日本、NEXCO西日本、JB本四高速は1月5日、年末年始期間（2021年12月28日～2022年1月4日）の高速道路の交通状況（速報）を発表した。

　年末年始期間の平均日交通量は3万5200台で、一昨年度と比べて92％に減少、昨年度の同時期に比べ144％に増加した。最大日交通量は、4万2500台となった。

　10km以上の渋滞回数は195回で、一昨年度と比べ91％に減少、昨年度の同時期に比べ375％に増加した。うち30km以上の渋滞は17回であった。渋滞のピークは下り線が2021年12月30日と1月2日、上り線が1月2日。

　首都圏と近畿圏では、最大渋滞長が約60kmとなる渋滞が発生した。速報で挙げられた各社の上下別ワースト1位は、以下のとおり。

・京葉道（下り線） 貝塚IC付近 22.7km（2022年1月2日10時35分頃、交通集中）
・関越道（上り線） 鶴ヶ島JCT付近 45.9km（2022年1月2日17時25分頃、交通集中および事故）
・東名（下り線） 秦野中井IC付近 40.6km（2021年12月29日12時45分頃、交通集中および事故）
・東名（上り線） 綾瀬SIC付近 59.1km（2022年1月3日18時50分頃、交通集中および事故）
・名神（下り線） 蝉丸TN付近 30.8km（2021年12月29日17時50分頃、交通集中）
・神戸淡路鳴門道（上り線）川井谷TN付近 60km（2022年1月2日17時30分頃、事故・故障者および交通集中）

交通量と渋滞回数

特に長い渋滞発生箇所

主な区間の年末年始期間の交通量

車種別平均日交通量（令和元年度との比較）

全国の高速道路の主な区間 集計地点

車種別平均日交通量（令和2年度との比較）