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ジャンボフェリー、新造船の起工式を実施。青い曲線と縞模様の船体デザイン発表

2021年11月12日 実施

ジャンボフェリーは新造船の起工式を実施した

 ジャンボフェリーは、新造船(こんぴら2代替船、S 822番船)の起工式を11月12日に内海造船 瀬戸田工場で行ない、船体のデザインを発表した。

 瀬戸内海の日常の風景をイメージしたというデザインは、白い船体に紺碧糸の曲線を大きく描き、ファンネル(煙突)と船首・船尾には縞模様を取り入れる。縞の本数は、航海の安全を祈願し、船首7本・ファンネル5本・船尾3本の「七五三」の吉数としている。

 新造船は、転送力/快適性/燃費/安全性の向上、新型コロナ対応、災害時の海上支援と充実した内容になっているという。今後のスケジュールは、2022年5月の進水式で船名と客席コンセプト/デザインの発表、7月に就航開始日の決定、9月の竣工で入魂式/引渡し式となっている。

新造船と現行船の比較
船首部/船頭部デザイン
船体側面デザイン