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両備グループ、「EVロンドンタクシー」完成。1969年製オースチンをレストア&EV化

2021年9月21日 発表

両備HDの社内カンパニー、両備テクノモビリティーカンパニーが「EVロンドンタクシー」を完成

 両備ホールディングスは9月21日、「EVロンドンタクシー」を完成させたことを発表した。

 EV化されたロンドンタクシーは、1969年10月製造のオースチンFX-4で、1978年に当時の両備バス社長 故・松田基氏がロンドン市から購入。輸入後はリョービガーデンでの展示や、イベントでの展示車両として貸し出していたもの。

 その車両を、両備バス整備工場を前身とする社内カンパニーの両備テクノモビリティーカンパニーが整備。計710万円をかけて、レストアとEV(電気自動車)へのコンバージョンを行なった。同車両は役員車として使用するという。

 両備HDでは今後、両備テクノモビリティーカンパニーのレストア技術とEVコンバージョン技術を基に、「脱炭素」で持続可能な社会の実現に向けてEV関連事業を主力事業に育て、オリジナルEV車両の開発やEVコンバージョンの量産を目指すとしている。

レストア前の車両