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札幌・すすきの駅前の大型複合施設が着工。ススキノラフィラ跡地に2023年秋開業予定

2021年7月2日 発表

ススキノラフィラ跡地に計画中の複合施設「(仮称)札幌すすきの駅前複合開発計画」着工

 東急不動産、竹中工務店、イトーヨーカ堂、アインファーマシーズ、キタデンは7月2日、北海道札幌市中央区のススキノラフィラ跡地における「(仮称)札幌すすきの駅前複合開発計画」に着工したことを発表した。2023年秋の竣工・開業を目指す。

 地下2階~18階建て、高さ約78mの複合施設を建設する計画。公共交通機関の乗り換え駅としての交通結節点機能も強化する施設で、1階には地下鉄運行時間中に通行可能な屋内貫通通路を設けるほか、国道36号(月寒通)に面する屋内バス待合所を設置する。

 地下2階にはイトーヨーカ堂による食品スーパーマーケット、1階の一部にアインファーマシーズによるコスメ&ドラッグ、5~7階にはTOHOシネマズによるシネマコンプレックス、7~18階には東急ホテルズによる約470室規模のホテルが入居する予定となっている。

 外観はすすきの交差点から直接アプローチ可能な緑あふれる屋内外広場(2~3階)や、低層部に加えて上層部にも一部取り入れたガラスカーテンウォールにより、施設内のにぎわいを街中に表出。広告看板が象徴とっているすすきのの街並みを継承することを意図して、北側外壁面に大型ビルボードを設置する。

2~3階の屋内外広場イメージ
フロア構成
位置図