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JR東日本、相模線/宇都宮線/日光線に「E131系」導入。2021年秋から順次

2021年6月17日 発表

JR東日本は相模線、宇都宮線、日光線に、新型車両「E131系」を順次導入する

 JR東日本(東日本旅客鉄道)は6月17日、相模線、宇都宮線、日光線に、新型車両「E131系」を順次導入することを発表した。

 E131系は車体幅を拡張して客室を拡大したことによる快適性向上や、ドア上部の17インチディスプレイによる情報提供、セキュリティ機能強化、バリアフリー化などを特徴とする車両。

 相模線では、48両(4両×12編成)を新造し、2021年秋ごろから運行開始を予定。茅ヶ崎駅~橋本駅間のほか、朝夕の一部直通列車のみ横浜線 橋本駅~八王子駅間での運行も予定している。

 相模線への導入車両は、湘南の海と、ダイナミックな波の水しぶきを水玉模様で表現した前面など、濃淡2色の青色を用いた外観デザインを採用。座席は相模川と湘南の海をイメージしたブルー系のツートンカラーを用いる。

相模線向けE131系の車両デザイン
相模線向けE131系の特徴
相模線向けE131系と205系との比較

 宇都宮線・日光線では、45両(3両×15編成)を新造し、2022年春ごろからの運行開始を予定。宇都宮線 小山駅~黒磯駅間、日光線 宇都宮線~日光駅間に投入する。

 宇都宮線・日光線への導入車両デザインは、日光らしいレトロ調を継承したもので、宇都宮市で復元された火焔太鼓の山車をイメージした黄色と茶色の2色を側面の帯に使用。日光の社寺の文様にも通じる、にぎやかで高級感あるデザインとしている。

宇都宮線・日光線向けE131系の車両デザイン
宇都宮線・日光線向けE131系の特徴
宇都宮線・日光線向けE131系と205系との比較