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AIで経路を設定する乗合オンデマンドタクシー、茨城県日立市で6月11日~7月22日

2021年6月11日~7月22日 運行

希望地点の近くの乗降場所を通るように経路を変更するタクシーの運行を開始

 ひたち圏域新モビリティー協議会、日立市、茨城交通、電鉄タクシー、ナビタイムジャパン、Via Mobility Japan、みちのりホールディングスと連携し、「AIデマンドサービス」の運行を開始する。対象は茨城県⽇⽴市⼤沼エリアと宮⽥・助川・成沢エリア。

 複数の利用者からリクエスト(乗車地点・目的地・乗車時刻)を受け取り、希望地点の近くの乗降場所を通るように経路を変更するオンデマンドタクシー。運賃は2km以内は400円で、2km超は600円。6月11日から7月22日まで運行する。

 ナビタイムが開発した「Hitachi MaaS」アプリから検索・予約・発券する。日立市の大沼エリアには約230か所の乗降場所があり、9時~17時までの時間帯で定員2名のセダン型タクシーで運行する。

 一方、宮田・助川・成沢エリアには約350か所の乗降場所があり、9時~12時、14時~17時までの時間帯で定員3名のジャンボタクシーで運行する。

「Hitachi MaaS」アプリから検索・予約・発券
AIデマンドサービスの配車と乗換検索における役割分担イメージ

「Hitachi MaaS」アプリを利用することで、乗換検索アプリとデマンド型交通アプリを別々にダウンロード・操作する必要がなくなり、乗換検索からAIデマンドサービスの予約、決済まで一貫して行なえるという。