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阪神タイガース二軍施設などを兵庫県尼崎市に2025年キャンプインまでに整備・移転へ。阪神と市が小田南公園整備事業で基本協定締結

2021年5月21日 発表

阪神電鉄、阪神タイガース、兵庫県尼崎市は、阪神タイガースファーム施設を小田南公園野球場に整備、運営することについての基本協定を締結した

 阪神電鉄(阪神電気鉄道)と阪神タイガース、兵庫県尼崎市は5月21日、三者連携による小田南公園(尼崎市杭瀬南新町)の整備・管理運営実現に向けた基本協定を締結したことを発表した。

 5月13日に兵庫県尼崎市が、小田南公園への阪神タイガースのファーム施設を誘致する旨を申し入れ。これを受けての協定締結で、球団ファーム施設の西宮市鳴尾浜から尼崎市・小田南公園への移転実現に向けて取り組むこととなった。

 協定では、阪神電鉄は小田南公園北側の公園共用部に「タイガース野球場」「タイガース練習場」「小田南公園野球場」(いずれも仮称)ならびに一般園地を建設。尼崎市はこれらの営業権を阪神電鉄に付与し、タイガース野球場とタイガース練習場は阪神タイガースが専用使用する。

 また、公園南側の未供用部分に、阪神電鉄が室内練習場、選手寮・クラブハウス、駐車場などを建設。これらも阪神タイガースが専用使用することとなる。

 供用開始日は2025年キャンプインとなる、2025年2月1日までを目途として、関係三者が協議のうえ定めるとしている。

協定の内容