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阪神タイガース2軍施設が鳴尾浜から尼崎へ。移転を正式決定。2025年2月のオープン目指す

2021年12月22日 発表

阪神タイガースのファーム施設移転が正式に決定

 阪神電車(阪神電気鉄道)、阪神タイガース、兵庫県尼崎市は12月22日、阪神タイガースのファーム施設(2軍本拠地)の西宮市鳴尾浜から尼崎市・小田南公園への移転について、尼崎市議会での議決を得たことにより正式決定したことを発表した。

 3者は2021年5月に「小田南公園整備事業に関する基本協定書」を締結し、移転実現に向けた協議を進めていた(関連記事「阪神タイガース二軍施設などを兵庫県尼崎市に2025年キャンプインまでに整備・移転へ。阪神と市が小田南公園整備事業で基本協定締結」)。

 計画では、小田南公園内に地上3階建て、阪神甲子園球場と同一サイズ・同方位で、客室約3600席を備える「(仮称)阪神タイガース球場」、地上1階だけの「室内練習場」、地上3階建ての「選手寮兼クラブハウス」を建設。2025年シーズンのキャンプインとなる、2025年2月の施設オープンを目指す。

 また、阪神電車と尼崎市は12月22日、持続可能な街づくりや地域活性化、市内阪神沿線における都市再生を目指した取り組み推進に関する協定も締結した。

室内練習場イメージ
選手寮兼クラブハウスイメージ
小田南公園
「尼崎市内の阪神沿線におけるまちづくりの推進に関する協定書」の概要