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JR四国と愛媛県鬼北町、ラッピング列車「鬼列車」を7月4日運行開始。車内でのAR体験も提供

2021年5月20日 発表

愛媛県鬼北町とJR四国は、鬼をテーマにしたラッピング列車「鬼列車」を7月4日から約2年間運行する

 愛媛県鬼北町とJR四国(四国旅客鉄道)は5月20日、「鬼」をテーマにしたラッピング列車、愛称「鬼列車」を7月4日から約2年間運行することを発表した。

 鬼北町は、全国の地方公共団体で唯一「鬼」の文字が入る自治体であることから、2013年度から「鬼のまちづくり」を推進。鬼北町や愛媛県南予地域の魅力発信と、予土線を中心とした鉄道利用促進を図る目的で、同列車を運行する。

 運行区間は予讃線 松山駅~宇和島駅間と予土線宇和島駅駅~窪川駅間。キハ32形気動車1両にラッピングを施す。

 デザインは、鬼北町の鬼のまちづくりのシンボルである「鬼王丸」を活かしたインパクトあるもの。さらに、予土線の車内では、ARアプリを活用したスマホ向けサービスを実施し、車窓にスマホをかざすことで表示される鬼王丸による観光ガイドや、QRコードを読み取ることでAR鬼王丸車掌と一緒に記念撮影できるサービスを提供する。

車両デザイン
車内AR体験
「鬼列車」運行予定