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茨城県、国道118号那珂大宮バイパス延伸や千葉県境含む美浦栄線バイパス全線など、道路5区間を順次開通
2021年3月19日 12:53
- 2021年3月16日 発表
茨城県は3月16日、2021年3月中に供用を開始する道路5区間を発表した。
3月22日15時に、筑西幹線道路の約3km区間を開通。県西地域と県央地域を結ぶ広域幹線道路で、全体延長約44kmのうち約17kmを開通済み。今回、鬼怒川大橋~県道結城坂東線の約3km区間を開通し、合わせて約20kmが供用されることになる。
3月25日には、国道118号中大宮バイパスの一部区間、那珂市瓜連~常陸大宮市下村田の約1.6kmを4車線開通。国道118号の那珂市飯田~常陸大宮市下村田の区間は常磐自動車道(E4)那珂IC(インターチェンジ)と県北地域のアクセス強化や、朝夕の慢性的な渋滞緩和を図るべく、延長約8.3kmにおいて4車線化またはバイパス化を進めている。
これまで、常陸大宮市下村田の約1.6kmを4車線供用しているが、3月25日に同区間の南側、那珂市瓜連までの約1.6kmを開通。JR水郡線の線路は「静跨線橋」により高架化している。
同じく3月25日には、国道125号阿見町追原~島津の約1kmを4車線化。阿見町竹来~美浦村大谷の約8.5kmを4車線化する「国道125号美浦阿見拡幅」事業が進められており、今回の開通で、阿見町竹来~島津間の約4.3kmが連続して4車線で運用されることになる。
3月26日は、茨城県と千葉県を結ぶ県道美浦栄線バイパスを全線開通。龍ケ崎市八代町~千葉県栄町を、県境を若草大橋(有料道路)を経て結ぶ約7.5kmのバイパスで、未開通だった約500mが完成。全線が開通することで、並行する国道6号や、県道千葉竜ヶ崎線の代替路となることで、周辺道路の渋滞緩和や、茨城県と千葉県の交流拡大に期待されている。
同じく3月26日11時ごろには、県道野田牛久線(小張バイパス)のみらい平地区~つくばみらい間、約700mを開通。みらい平地区~県道取手つくば線を経由して、県道高岡藤代線を結ぶ延長約2.3kmのバイパスを整備する計画。これまでに高岡藤代線に接続する約740m区間を開通済み。今回、逆側のみらい平地区側の約700m区間を4車線で開通する。