東京都、日暮里・舎人ライナーと都営バスで5G活用の実証実験

東京都は日暮里・舎人ライナーと都営バスで5G活用の実証実験を行なう。画像は日暮里・舎人ライナーで実施する軌道モニタリングの実証実験イメージ

　東京都は2月19日、日暮里・舎人ライナーと都営バスにおいて、5Gと親和性の高いテクノロジーを活用した実証実験を実施することを発表した。

　日暮里・舎人ライナーでは、車内から高精細カメラで軌道を撮影し、5Gで映像を伝送して指令所などで確認する軌道モニタリングの実証実験を3月4日に実施。映像伝送の品質や時間の確認、メンテナンス省力化の可能性などを検証する。

　同じく日暮里・舎人ライナーでは、3月11日/12日の両日、日暮里駅において移動型ロボットの実証実験を実施。非接触/非対面での対話や誘導案内を行なう移動型ロボットをリモートで操作。操作製や王労政などの確認を行ない、安心や利便性などサービス面での活用の可能性を検証する。

移動型ロボットの実証実験イメージ

　都営バスでは、3月8日にAI解析による乗降調査の実証実験を実施。バス車内に設置する高精細カメラで乗降状況を撮影し、5Gで伝送される映像をAIなどで解析。乗降調査の自動化や省力化の可能性などを検証する。

乗降調査の実証実験イメージ