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しまなみ海道に住民と旅行者が集うホテル「SOIL SETODA(ソイル 瀬戸田)」

観光案内所やラウンジも備える街のリビングルーム

2021年2月10日 宿泊予約開始

2021年4月 オープン

「SOIL SETODA(ソイル 瀬戸田)」

 しおまち企画は、広島県尾道市の瀬戸田に位置する「しおまち商店街」活性化プロジェクトの一環として、地域の魅力を体験できる街のリビングルーム「SOIL SETODA(ソイル 瀬戸田)」を4月に開業する。オープンに先駆け、宿泊予約の受付を開始した。

「SOIL SETODA」は、宿泊、飲食、観光案内所、ラウンジスペースを備えた複合施設。瀬戸田港から徒歩1分の場所に位置し、江戸時代末期に豪商「三原屋」によって建てられた築140年の蔵をリノベーションした「SOIL SETODA KURA」と、新築の「SOIL SETODA LIVING」によって構成する。また瀬戸田のしおまち商店街を進むと、同じ道のりには3月開業予定の旅館「Azumi Setoda」や銭湯付帯施設「yubune」がある。

「SOIL SETODA KURA」と「SOIL SETODA LIVING」で構成

 1階中央には、地域住民や旅行者の休憩の場や学生の勉強スペースとして使えるラウンジスペースが。誰もが自由に利用できるフリースペースで、ワークショップの開催や映画の上映なども計画してる。電源やフリーWi-Fiも完備しており、ワークスペースとしても活用できる。

ラウンジスペース

「SETODA KURA」1階のアクティビティセンターでは、瀬戸田レモンの収穫体験や料理教室、釣りツアー、マリンアクティビティなどのツアーを提供。専属スタッフがコーディネーター隣、地域住民が得意なことをアクティビティとして提供する。また、瀬戸田エリアのマップも配布する。

アクティビティセンター

 1階には、瀬戸田のローカルな食を楽しめる薪火料理レストラン「Minatoya」がオープン。地元の農家や漁師から直接仕入れた旬の食材を使用して季節ごとにメニューを構築するほか、瀬戸内産のフレッシュチーズと焦がし塩レモン、ローズマリーとレモンの長時間発行フォカッチャ、醤油粕のカルパッチョなどの定番メニューも開発する。

薪火料理レストラン「Minatoya」がオープン

 さらに、プロスノーボーダーであり環境保護に努めるパタゴニア・アンバサダーのアレックス・ヨーダーによって設立された「Overview Coffee」が、日本初出店。地球温暖化の抑制に効果的な農法と言われるリジェネラティブ オーガニック農法によって生産された豆を専門にしたコーヒーブランドで、レストランMinatoyaでコーヒーを提供するほか、コーヒーテイスティングやワークショップも開催する。

 2階にあるゲストルームには日差しと潮風が入り込み、瀬戸内海の凪を眺めながらゆっくりと過ごせる。ワークですくやクローゼットを備えるプライベートルームを4室備え、気軽な滞在から中長期滞在まで対応可能となっている。宿泊料金は、プライベートルームが1室9000円~(税別)、グループルームが1人4000円~(税別)となる。

プライベートルーム

所在地

SOIL SETODA Living: 広島県尾道市瀬戸田町257
SOIL SETODA KURA: 広島県尾道市瀬戸田町254-2