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JR九州、折尾駅の新駅舎を2021年1月2日に使用開始

1日夜には線路切替工事に伴う運休も

2020年11月18日 発表

折尾駅 新駅舎のイメージ

 JR九州(九州旅客鉄道)は、折尾駅(北九州市)の新駅舎の使用を2021年1月2日に開始すると発表した。

 折尾駅は1891年に開業。鹿児島本線と筑豊本線が交差する立体交差駅で、筑豊炭田と若松港を結ぶ石炭の要衝として賑わった。新駅舎は、交通環境改善を目的とした折尾地区総合整備事業に伴って整備され、1916年に建設された旧折尾駅舎の外観を再現している。

 新駅舎では、改札口が1か所となり、北口・東口・西口のきっぷうりばや改札は廃止となる。鹿児島本線の新ホームができることで鹿児島本線と福北ゆたか線、若松線の乗り換え時間が短縮されるほか、鹿児島本線のホームにはエスカレーターが設置される。

 新駅舎の完成にあわせて鹿児島本線のホームの位置が変更となり、1月1日の夜には大規模な切替工事が実施される。これに伴い、鹿児島本線では上下線10本の運休が発生する。

工事中の駅舎(10月末)
新駅舎の待合室のイメージ
旧駅舎外観の再現
周辺の歩行者通路の案内図
線路切替工事に伴う運休の案内