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福島市で朝ドラ「エール」ゆかりの地のポストを特別仕様に衣替え。特別消印つきの手紙を送れる

2020年11月6日 発表

朝ドラ「エール」のモデル古関裕而氏生家跡そばの郵便ポストが「エールポスト」として衣替え

 福島市の地元企業「第一印刷」は、地元商店街組合などと協力して「エールポスト実行委員会」を結成し、朝ドラ「エール」のモデル古関裕而生家跡そばの郵便ポストを「エールポスト」として衣替えした。

 音符やピアノなどのデザインが加えられているだけでなく、投函すると古関裕而氏の似顔絵の特別消印が押された特別な手紙を送ることができる(2021年8月31日まで)。

 ポストは、JR福島駅から徒歩約10分の「チェンバおおまち」前にあり、同施設では「NHK連続テレビ小説エール展」が開催中。周辺には「古関裕而まちなか記念館」「喜多三商店」などエール関係の観光スポットやショップが集まっているため、観光客にも利用しやすく「福島に来た記念になる」と好評だという。

 実行委員会の蛭川氏は「朝ドラの舞台となったレガシーを残したかった。古関裕而さんと奥様の金子さんが文通で結ばれたということもあり、“手紙”と“エール”を結びつけたこの企画を考えた。こんな時代だからこそ、大事な人に元気と感謝を手紙で伝え、みんなで苦しいときを乗り切っていけたら。エールポストがそのお役に立てたらうれしい」とコメントしている。

音符やピアノなどのデザインが加えられている朝ドラ「エール」仕様のポスト