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長野県茅野市に一棟貸し古民家「ヤマウラステイ」開業。2021年1月まで15%割引

2020年9月24日 予約受付開始

2020年10月16日~2021年1月31日 プレオープン

ヤマウラステイ「清水」

 ちの観光まちづくり推進機構は、長野県茅野市に一棟貸しの古民家宿泊施設「ヤマウラステイ」を開業する。

「ヤマウラステイ」は、茅野市内の4棟の古民家を利用した一棟貸し素泊まりの宿泊施設。古民家の改修にあたっては、東洋史研究家のアレックス・カー氏がプロデュースを行ない、家自体が持つ歴史を大切にしつつ機能の面で大規模な改修を施した。

 古民家は清水、花兎、金渓、渋道の4棟。定員6名の清水は、川のせせらぎや田園風景、古い民家が残された集落に位置し、厩は高い天井を活かした吹き抜けのリビングに生まれ変わっている。定員2名の花兎は、母屋に寄り添うように建つ隠居。バスルームからは、蔵や壁を塗る漆喰で描かれた「鏝絵」を臨むことができる。定員3名の金渓は川向うに建つ山裾の家で、築110年ほど。開けた視界の先には八ヶ岳を楽しめる。定員6名の渋道(開業準備中)は、本棟造りによる2階建ての古民家。正方形の間取りと傾斜の緩い大きな屋根が特徴で、かつて養蚕が行なわれていた2階は梁が見える広々としたスペースに。囲炉裏や土壁が残る庭の蔵、家を囲む用水路などがそのまま残っている。

 10月16日~2021年1月31日をプレオープン期間とし、宿泊料金を通常の15%割引とする(2泊以上の滞在の場合2泊目から10%割引)。宿泊予約受付は9月24日から開始している。

ヤマウラステイ「花兎」
ヤマウラステイ「金渓」
ヤマウラステイ「渋道」

【お詫びと訂正】初出時、タイトルに誤りがありました。お詫びして訂正いたします。