ニュース

農水省、「Go To Eat キャンペーン事業」の委託事業者の公募を開始

2020年7月21日 開始

「Go To Eat キャンペーン事業」の目的

 農林水産省は、政府が推進するGo To キャンペーンの1つとなる「Go To Eat キャンペーン事業」を委託する事業者の公募を開始した。

 Go To Eatは、新型コロナウイルスの感染拡大を防止するために実施された外出自粛要請の影響を受け、困難な状況に陥っている飲食業に対し、1534億円を投じて需要喚起を図ろうという取り組みとなる。農水省としては、飲食店への支援を行なうことで、食材を供給する農林漁業者を間接的に支援しようという狙いがある。

 具体的には、登録飲食店で使える25%アップの「プレミアム付食事券」(1万2500円分を1万円で販売など)に767億円、オンライン予約サイト経由で飲食店を予約し、来店した利用者に飲食店で使用できるポイント(昼食時間帯500ポイント、15時以降1000ポイント)を付与する「オンライン飲食予約」に767億円の給付金を拠出する。

プレミアム付食事券
オンライン飲食予約

 同省では、8月7日まで公募を実施し、8月下旬に事業者と契約する予定。その後、食事券については準備が整った地域から順次実施、オンライン飲食予約については状況をみながら開始時期を検討する。Go To トラベル同様、新型コロナウイルス感染症対策分科会で事業内容を説明し、専門家の意見を踏まえて最終的な実施内容を決定するとしている。

スケジュール