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ニュージーランド、マオリ暦の新年にちなんでテカポ湖の星空をライブ配信。7月19日と21日

2020年7月15日 発表

ニュージーランド政観が、マオリ暦の新年「マタリキ」にちなんで、テカポ湖の星空をライブ配信する

 ニュージーランド政府観光局は7月15日、先住民マオリの新年のお祝い「マタリキ(Matariki)」にちなんで、国際ダークスカイ協会が認定した星空保護区に認定されているテカポ湖の星空をライブ配信することを発表した。

 マタリキは、日本では「すばる」と呼ばれるプレアデス星団のことで、日本では冬を中心に見られるが、南半球のニュージーランドでは夏に見られ、夜明けの北東の星空にマタリキ星団が姿を現わしたときからマオリ暦の新年が始まることから、マオリ暦の新年を「マタリキ」と呼ぶという。マオリ暦の新年は毎年変わり、2020年は7月13日に始まった。

 これにちなみ、マタリキをはじめとするマオリ文化と星空の関係について解説するライブ配信を日本に向けて実施。テカポ湖で星空ツアーを26年間実施している小澤英之氏をナビゲータに、ニュージーランド政府観光局公式Twitter(@PureNZinJapan)で7月19日19時(日本時間)から30分程度配信する。視聴は無料。

 なお、時差の関係上、上記配信ではマタリキ星団を見ることができないが公式Facebookページで行なわれる英語のライブ配信は、マタリキを見ることができる7月21日2時30分(日本時間)からの実施を予定している。