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かんぽの宿、AIで“3密”を防ぐ新型カメラ導入。プライバシーを守りつつ混雑をスマホで見える化

2020年6月23日 開始

かんぽの宿はAIで混雑状況を把握できる「ソーシャルディスタンスカメラ」を導入した

 かんぽの宿は、3密を回避して利用できるホテルサービスの提供を目指し、AIでホテル内の混雑度合いを把握できる新型カメラ「ソーシャルディスタンスカメラ」を導入、6月23日からWebサイトで混雑状況を利用者に公表している。

 今回導入したのは、「かんぽの宿青梅」「かんぽの宿石和」(石和は6月26日から開始)の2施設。カメラに搭載されたAIが映像内の人数や人と人との距離を認識し、混雑度合いを検出する。ホテル利用者はスマホなどから現在の混雑の様子を5分毎の画像で閲覧可能。画像はカメラに映る人物のプライバシーを保護した形で公表する。

 かんぽの宿は、このほかにも除菌剤の設置やレストランでの料理の提供方法の見直しなどの新型コロナウイルス対策を実施している。

事前にスマートフォンで混雑状況が分かる
スマートフォン画面イメージ(かんぽの宿青梅)