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京都府長岡京市の柳谷観音、約5000株が咲き誇る「あじさいウィーク」6月13日~7月5日

2020年6月13日~7月5日 開催

京都府長岡京市の柳谷観音で「柳谷観音あじさいウイーク」

 京都府長岡京市の柳谷観音(京都府長岡京市浄土谷堂ノ谷2)は、境内に約5000株のあじさいが咲き誇る「柳谷観音あじさいウイーク」を開催する。期間は6月13日~7月5日。

 京都最大規模のあじさいに加えて、上書院の特別公開、花手水御朱印帳「あじさい」の授与などを実施する。開門時間は9時~16時(最終入場は15時)、拝観料は300円で、拝観料・上書院・寺宝庫の共通券は1000円となっている。

 また、期間中は新型コロナウイルス感染予防対策として、上書院入場には体温測定、マスクの着用、手指消毒剤を実施するよう求めている。

上書院特別公開

 上書院は、通常毎月17日しか公開していないが、特別に期間中は公開する。寺宝庫も拝観できる。

 天皇家公家や特別な人のみを通してきた上書院からは、戦前に古都百庭として選ばれた名勝庭園(浄土苑)が眺められる。また、期間中は南北朝時代の浄土教絵画「阿弥陀三尊来迎図」(絹本着色)を展示する。

 拝観料は1000円で、拝観時間は9時30分~14時30分。

限定「あじさいの押し花朱印」

 オリジナルの「あじさいの押し花朱印」を数量限定で授与する。「和顔愛語」「奥之院」「愛力」を一種類ずつ授与し、終了次第次の御朱印を授与する。発送は7月6日以降。

「和顔愛語」あじさいの押し花朱印

恋手水見開き御朱印

 書院の手水舎は、季節によって青紅葉や紅葉でハートが型取られる。授与料は600円。

恋手水見開き御朱印

My花手水押し花朱印つくりキット

 空の手水に自分で押し花をあしらい、世界にひとつだけの見開きMy花手水押し花朱印が作れる。

 季節によって花の種類が変わり、6月はあじさい。授与料は1000円で、毎日数量限定。

My花手水押し花朱印つくりキット

花手水御朱印帳「あじさい」

 受付で花手水御朱印帳7種類の中から一色を授与する。それぞれ限定数に達すると次の色に変わる。

 授与料35000円と手数料500円で、公式Webサイトから申し込みできる。なお、郵送受付は6月13日~17日に受け付け、7月6日以降に発送する。色の指定はできない。

花手水御朱印帳「あじさい」

柳谷観音寺宝展

 柳谷観音寺宝展は、月替わりで秘宝を特別公開していく企画。6月は、大正から昭和にかけて活躍し、宮内庁にも収蔵されている金島桂華の「水仙」。四条派と院体風を取り入れた花鳥画を得意とした作品となっている。

皇室下賜品と仏教美術

 所蔵の宝物の中から、昨年と入れ替えた皇室下賜品を展示する。展示内容は、当山第一什物や、縁の深い中御門天皇より下賜された御鏡、日本最後の女帝後桜町天皇の花瓶など。また、鎌倉期の珍しい構図の阿弥陀如来図二幅も展示する。

あじさいウィーク イメージ
イベント概要

期間: 2020年6月13日~7月5日
時間: 9時~16時(最終入場は15時)
拝観料: 300円
共通券: 1000円(拝観料・上書院・寺宝庫)
所在地: 柳谷観音 京都府長岡京市浄土谷堂ノ谷2
アクセス:
電車の場合:阪急京都線・長岡天神駅、阪急京都線・西山天王山駅、JR・長岡京駅の3駅が便利。また、京阪本線・淀駅から阪急京都線・西山天王山駅行きのバス(約10分)も出ている。
シャトルバスの場合:JR長岡京駅東口または阪急西山天王山駅駅前発着、片道300円。6月17日のみ増便・延長して運行する。
クルマの場合:長岡京IC(インターチェンジ)を降り、そのまま真っ直ぐ山の中に入って約10分
Webサイト: 柳谷観音