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JR西日本、視認性向上と疲労軽減で在来線の全運転士に保護メガネを貸与

2020年3月24日 発表

保護メガネ(オーバーグラス)

 JR西日本(西日本旅客鉄道)は、前方確認時の視認性の向上や疲労軽減による安全性向上を図るため、3月下旬から在来線の運転士に保護メガネを貸与すると発表した。

 同社では、2019年9月から近畿エリアで試行導入していたが、結果が良好だったことから、全エリアに導入を拡大することにした。約4000名の在来線運転士のうち希望者に貸与する。工務系社員についても、現場巡回などの業務で活用していく。

 保護メガネは、「トゥルービュー」と呼ばれる偏光レンズを使用したタレックス製のものが採用され、直射日光や反射光によるまぶしさの軽減を図ることで、視認性の向上や疲労軽減の効果が期待できるという。

保護メガネ(クリップオン)