ニュース

楽天トラベル、国内宿泊施設向けに事前決済代金の送金を早期化

2020年3月12日 発表

楽天トラベル

 楽天は、旅行予約サービスの「楽天トラベル」において、国内の宿泊施設に対して事前決済代金などの送金を1週間早める臨時対応を行なうと発表した。

 新型コロナウイルスの感染拡大による旅行需要の減退から、多くの宿泊施設が経営の危機に面している。今回の措置は、こうした宿泊施設からの声を受け、各施設のキャッシュフローの改善を目的に実施される。

 対象となるのは、楽天トラベルで予約した宿泊とツアーに関わる事前決済代金、楽天ポイントの利用額、割引クーポンの利用額など。同社では通常、「旅行当月末締め、翌月25日払い」としているが、「旅行当月末締め、翌月18日払い」に送金の時期を早め、3月送金分からが対象となる。同措置の終了時期は未定とされている。